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企業がYouTubeに参入するならまずこの数字を頭に入れろ①

こんにちは。

VCを退職して、Webコンサルをしている飯田です。

最近80歳になる大学時代の部活のOBがメールでYouTubeを「Uチューブ」と書いててあと一歩だなと感じています、はい。

今日はYouTubeに参入する上でおさえとくべき数字を共有します。

今から共有することは、私見ではなく、「Rodrigo, Christopher, Mika(2018)」という論文から引っ張ってきています。

引用元が少し古いのはご容赦ください。

ユーザーの視聴動機

まず、ユーザーの視聴動機ですが、3つあります。

一つ目、エンターテイメント。

これが全体の59.5%。

多くのユーザーは、元気になりたい、気分転換したいとか、プラス思考の感情に動かされて視聴されていることが分かります。


二つ目、情報。

これが30.7%。

ノウハウ系ものや、商品を解説系ですね。何かを料理するときや、作るときにYouTubeを見ながら作るっていうのはよく見る光景ですよね。


三つ目、つながり。

これが9.8%。

自分の推しのYouTuberなどが楽しく話してる、又は何かやってるところに自分も仲間になってると感じたいだったり、推しと時間を共有したい感情ですね。

以上から、何が言いたいかというと、エンタメ=YouTuberみたいになってますが、ユーザーニーズは他にもあるので、無理にエンタメチャンネルを作らなくてもいいですよってこと。

エンタメ系はバズって急成長することがありますので、その辺がビジネス系と違いますね。


エンタメを求める7つの動機

エンターテインメントを求めるユーザーの視聴動機は、プラス思考の感情に動かされると書きましたが、プラス思考をもう少し深掘りすると7つに分かれます。

興味

見たい動画が明確な人で、自分の推しばっかり見る人です。動画の編集や音楽、世界観でファンを作ります。

幸せ

落ち込んだときなどの気分を変えることが視聴動機になります。この動画を見ると元気になる!って動画ですね。演者が楽しそうな動画をあげるだけでファンがつきます。

安心

睡眠時に視聴します。寝る前までのリラックスタイムとして視聴されるため、比較的長くゆったりとした世界観の動画が好まれます。

懐古

懐かしさに浸るために視聴します。昔の音楽や、CMなどですね。記憶に残ってる昔の映像を見ると地味にテンションが上がってずっと見てしまいますよね。

退屈

明確な視聴動機はなくただボーッと見るパターンです。若年層に多いですね。ペットの動画などが好まれます。

集中

勉強や料理など別の作業に集中することを視聴動機とします。作業用BGMなどありますよね。

刺激

起床したときや朝に視聴します。モチベーションを上げてくれるようなフィットネスの動画だったり、言葉だったり、一日を気合い入れてスタートしたい、という人に好まれます。


ここから分かるのは、

・届けたい視聴者は何歳で

・どんな生活をしていて

・どういう人なのか

というペルソナを設定して、ペルソナ向けにコンテンツを作らないと、ペルソナに興味のないコンテンツを届けてしまうリスクがありますね。

例えば、フィットネス系の会社が、新しい器具やプロテインなどの情報を届けたいとします。

ターゲットとしては、身体を鍛えたい、美したい意識が高い人なので、刺激を求めてる人です。

刺激を求めてる人に、ゆったりとしたコンテンツを届けてもミスマッチです。

なので、ペルソナ心理を分解して設定した上でコンテンツを作るべきです。


情報を求める4つの目的

続いて、情報を求めるユーザーの視聴動機を4つ共有しますが、これは次回にします。

今日はこの辺で。

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