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【家庭】ご飯を食べるという奇跡

こんにちは。
きーちです。

育児休業に入って3か月半が経過し、苦手だった料理も少しは心理的なハードルが下がってきたように思います。

それに一番寄与したのは、娘の完食です。

私はいままで、娘の食事に関しては、食べられるものだけ食べてもらえればいいぐらいの気持ちでいました。
保育園では苦手なピーマンも豆腐もがんばって食べていると本人から聞いているので、家に帰ってまで無理して食べなくてもいいかなと考えております。
やっぱり食事はみんなで顔を合わせて食べるのが楽しいと私は思っているので、その空気を大事にして食事の時間を過ごしたいと思っています。

ちょっと前までは、お菓子ばかり食べて夜ご飯をほとんど食べずにそうそうにごちそうさまして、お菓子を食べるということもありました。

それに対して、ご飯食べないでお菓子食べるんだったらお菓子はもう買わないと伝えたこともあります。

もちろん、それが影響したのかもしれませんが、この完食に影響したのは保育園のお友達にかけっこで負けたことが大きかったようです。

かけっこに勝つために自分に必要なのは、『しっかりご飯を食べること』だと認識したことが、食事への向き合い方に影響したのではないかと思います。

もちろん、こちらも娘の好きなのを中心にメニューを考え、なるべく出すようにしています。

夕ご飯を楽しみにしてもらえると、やはり作り甲斐がありますからね。

先日、娘は冗談っぽく、

「今日はね、全部食べるよ!」

と言いました。

その日のメニューは娘の好きなものを中心にしていましたが、あまり好きではないニンジンも入れていました。
「保育園のニンジンは甘煮でおいしいから好きだけど、家のは好きじゃない。」と豪語していたので、さっきの完食宣言を聞いてすこし心配になりましたが、娘が好きな甘煮っぽい味にしたので、思い切って出してみました。

結果、ほぼすべて食べきりました。

数か月前からしたら本当に奇跡です。

この時初めて、おいしく全部食べてくれるってうれしいことなんだなと思いました。

これは、料理する人にしかわからない気持ちなんだなとその時思いました。

食事は食べろと言って食べるものではありません。

食べたくない理由はいくらでもあります。
でも、食べたい理由って、『食事を通じて楽しい気持ちやうれしい気持ちになりたい。』というのだと思うんですね。

娘の、『大きくなって友達にかけっこで勝ちたい』という気持ちも、いずれそれができた時にうれしいという気持ちにつながるからこそ、それを食べたい理由になっているのかもしれません。

子どもにとっては、おいしければ食べるし、おいしくなければ食べません。
それは料理の味つけはもちろんですが、それを取り巻く環境も大きく影響するのだとつくづく思いました。

大きくなってかけっこに勝ったらうれしいから、そのために食べる必要があるから食べる。
みんなで一緒に食べると楽しいから食べる。

それもおいしいと感じる一要素なのかもしれないなと思ったひと時でした。

ただ、毎回完食を期待しすぎて料理を作る私にも、食べる娘にもプレッシャーになるとあまり良くないので、そこは焦らず食事の時間を楽しんで過ごせればと思います。

あと、ゆっくり食べるのが好きな娘なので、食事の時間を長くとって食事の時間を楽しいひと時にできればと思います。

今日は娘の完食に感動した料理素人父のおもったことをつらつらと書いてみました。

それではまた。
きーち

妻・娘・息子と4人でディズニーランドに行く軍資金にします。 その折は、我が家レポートで報告いたします。 よろしくお願いいたします!