
AIにとって代わられない仕事にありつけているか?
さて今回は刺激的テーマですが、「AIに取って代わられない仕事にありつけてるか?」です。
このAIと仕事、というのはいろんな意見があるし、有識者もよく語っていることなので、1意見としてお読みください。
2016年1月に開催された「世界経済フォーラム」(ダボス会議)では、「AI、ロボット技術、バイオテクノロジーの発展で5年以内に約500万人の雇用が失われる」というショッキングな報告がありましたが、現状そこまでの状況ではないにせよ、生成aiのコモディティ化により【兆し】みたいなものは感じていると思います。
一方で、ここでいう500万人はイコール失業者になるわけではないです。AIが入ることにより、新たに生まれるジョブや、「人は人にしか出来ない仕事」時間という資源を回せるようになるので、また新たなジョブで働くということができるでしょう。
一方で私が確実に言えることとしては【仕事とスキルの需給変動性は高くなる】ということ。
例えば文章にすると、「○○というスキルは〜〜がない時代非常に需要が高く、スキルを持ってる人はどこでも仕事をもらえていたが、〜〜が登場したことにより、そのスキルの需要が下がり、供給過多になっている」という感じです。
ここの『スキルと仕事の需給バランス』が、HRにおける、まさにVUCA時代の難しさを感じさせる象徴となるような側面かと思っています。
そのため、加速度的にAIが進化する中で我々がすべきことは一つ。「AIに取って代わられづらいスキルや仕事を経験しておくこと」です。『づらい』とつけたのは、たぶんそのスキルもまたどこかで技術革新が起こり取って代わられる。しかしその猶予が長いほど人間はリスキリングに当て込む時間が伸びる。
なので、
「取って代わられづらい仕事につき、息の長いスキルを身につけ、技術革新に備えてリスキリングを続けていく。」
これが一つ重要になると思っています。
・問いを設定する側の仕事をできてますか?
・最先端のテクノロジーに触れた仕事をしていますか?
・過去にナレッジがないなかで、仮説を生み出してますか?
カスケードダウンで割り振られたタスクに全力投球ー。僕も同じだったので、これが悪いこととかは全くないです。ただ、人生100年時代、振り返って今やってる仕事は何につながるのか?サバイブスキルには身につけられているのか?考えてみましょう。