中学受験サバイバル
私は、小学校3年生の終わりから
中学受験の勉強をし始めました。
色々塾はあるけれど、「四谷大塚」系列の塾でした。
『四谷大塚』
中学受験経験者や、今まさにお子さんを受験させてる親御さんならご存知かと。
詳細を話すと、他の塾とは異なり、特定のテストに合格しないと、日曜テスト始め、テキスト貰う権利や、サービス利用が出来ないシステム。
今はどうか分からないが、私が受けた時は、それが毎年あって、受験以上にハラハラだった。
もう1つ、ハラハラの理由。
ランクが3つあり、年に1回のテストで
1年間、どこのランクに入れるかも決まってしまうのだ。
偏差値70以上のクラス『A』
偏差値60代のクラス『B』
偏差値50代、またはそれ以外のクラス『C』
私がいたのは、『C』クラスだった。
だが、Cは、Cでも、毎週送付された回答と共に送られる『上位成績者一覧』に、名前が載るか載らないか、だったので
『Bランクに近い、C』にいたのだ。
当然、毎年言われる。
「橘さん、Bじゃないの!?」
「え!?なんでBじゃないの!?」
でも、当時10歳~12歳だった私だが、1つ気付いてしまってたことがあった。そして、悟ってしまってたこともあった。
『上のクラスにいる事が全てではない。』
『自分にふさわしい所に、いるべき』
そう、若干10代前半にして、私は、自分が最も評価される方法を習得してしまってたのだ。
そして、結果『人生のピーク、小6』
と、後々、ネタにする人生となるのだが、まあ、それは今度ね。(今は2度目ピーク目指し中)
上のランクに行ったとする。成績は一転
最悪になり。評価も下がるだろう。
Cクラスに戻るのが目に見えてた。そういうこと。
私は、満足してたし、勉強嫌いも避けられた。
そして、今。最高の同級生達と出会うことの出来た母校へと進学することになる。
中学時代、高校時代は『ボーダーライン人生』ゆえ、苦痛だらけだったが、大人になった今は、あの時、苦しんで良かった。悲しんで良かったと思う。
そして、この経験は、今の動画配信サイト『SHOWROOM』で思いがけず活かせている。
中学受験は、本当に大変です。
皆が遊んでた時も勉強。
4教科、ひたすら勉強……
国語が苦手だった私はその分、3教科で補う作戦も取り入れてました。
せっかく覚えた事柄は、忘れてしまっているので、もう一度、勉強し直してみようか。
今、役立つことも学ばせて貰った。
両親と、おそらく、資金面で援助してたであろう、今は亡き母方の祖父母に感謝……。