アメイジングスパイダーマンを見た
受験がひと段落したので、一気見した。あらすじは知ってはいたので、じっくり見よう的なノリ。
まず、辛い。はぁ、ってなる。ピーター、失うものが多すぎた。力の代償とかってのは大味な感覚で、個人的には何の過失もないのに失う感が強い。
お父さんも伯父さんもピーターが悪いわけじゃないのにって思う。そしてグウェン辛い。なぜ幸せなシーンは少ないのか。めちゃくちゃできる人なのに、お茶目なところが良き。ピーターのどこが好きなのか掘り下げてほしかった。フラッシュに逆らう大胆さとかがきっかけなのかな?そう、フラッシュ。めっちゃ好き。2にも出て欲しかった。正直、まだ消化できてない感あるから書きなぐってる。
こっからは考察じゃないけど、個人的に来たポイント。時系列はガン無視。
まずグウェンのスピーチ。これがアメスパのテーマなのかなって思う。「
辛いこともあるけど、生きなければならない。そして、自分とは何なのか。それを見つけ行わなければならない。」ピーターのアイデンティティは父がいないことだったのか?能力を手に入れて、生き生きしてる(戦うときはちょっとキャラが違う)のは仮面、ヒーローになっている時の自分が彼にとってなりたい自分なのかなって思う。フラッシュのいじめを止めようとしたりと正義感もあってそれを実行したいけど、力不足な所とか。人々はスパイダーマンに感謝している。けど、ピーターには?って感じ。あと印象的だったのは、ピーターがスパイダーマンの事を必ず擁護してたとこ。例えば、グウェンのお父さんにも話を合わせてもいいのに反論してた。(お父さんも結構好き、ピーターの呪縛にもなるんだけど、苦労人感とか本人なりの正義とか。よくキャラが作りこまれてるなって思う)脱線したけど、彼にとってもまたスパイダーマンは「希望を与える」存在だったのかも知れない。ただ、その間には大きなギャップがあって、それを打ち明けられる相手が少なかったな。
それがあるから、グウェン「スパイダーマンも好きだけど、ピーターが好きなの」は重い意味を持つと思う。叔母さんの事も考えると、彼は思っている以上に愛されていたと思う。そしてそれに答えることを選んだ。
個人的にはアメイジングスパイダーマン最高だった。意外と不評っぽいのが残念だけど。自分が何者なのか。そして愛がどれほど大切なのか。今の自分にはそういう面で響く。高一の時好きだった子、ただの友達に戻れたりしないかな。とか公園の場面を見ると思ってしまう。
今作が世界観的にもめっちゃ好きなのでノーウェイ ホームを見るべきか迷うぜ。
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