駆け足の1年
スタッフ伊藤です。
今日は2021年8月9日。久しぶりにnoteを書いています。
去年の7月にTOKONUHA Sewingさんへ「ジュイと亀田縞でコラボをしませんか?」とお誘いメールを送ってから、もう1年以上がたっていました。
こうしよう、ああしよう、と思っていたことの半分くらいはなんとかできたでしょうか。
「トワルドジュイ」を特色としたヨーロッパ生地屋を営む伊藤が、「新潟の伝統織、亀田縞」のオリジナル生地を使用した作家、TOKONUHA Sewingさんと掛け合わせた商品を作ることにして、そのイメージをうまくアウトプットするために、信頼できる編集ライター/コピーライターの依知川さんに声をかけ、kihoというチームが出来上がりました。
それぞれに仕事を抱えていることもあり、進んでは空中分解し、再度集まっては、あれはこうだったよねと何度もやり直しをしながら、なんとかデビューコレクションを納得のいくものに仕上げ、日本&フランスでクラウドファンディングを行うという当初の目標までは実行できました。
なのですが、そのことをまだまだごく身近な範囲にしか伝えきれていないのが現状です。
(日本のクラウドファンディングでは知らない方々にも応援していただき本当に力になりました。でも、まだまだ。。)
一から立ち上げた企画の準備は雑務に細かい時間がとられ、宣伝する時間が取れないまま、クラウドファンディングの告知用に作ったカタログやポストカードが手元に1/3も残っているほど。実行直後からたくさんのご注文をいただき、とにかく間違いのない商品を、ご注文いただいた約150人の方々に届ける、という基本業務を徹底することで終わってしまいました。
最初から欲張ったんですよね。4種類の商品×生地の組み合わせが4種類、計16種類も商品を提案してしまって、生産管理にてんやわんや。
縫製の半分ほどはデザイナー自ら行い、パッケージも発送も全部自分たちで行って、かなり疲弊しておりました。
それでも、受け取った方々から、「毎日使っています!」「本当、何に合わせてもいいよね」など嬉しい感想がたくさん届き、いつの間にか、次は何を作ろうか?の話になっていました。私、子どもを産んだことはないのですが、産むつらさを忘れるって、こういうことなのかな?って想像したりしています。
私たちがやっていることが何か世の中の役に立つことなのかどうかはわかりませんが、ファッションを楽しむこと、他にないものを創り出すこと、何よりも、自分たちらしく楽しく生きていくことを大人が身をもって伝えていかないと、子どもたちに合わせる顔がないなと思うのです。
スティーブ・ジョブスが毎日同じ服を着て、時間を有効に使っていたことがもてはやされるような時代ですが、最先端企業のCEOでもない私たちが過度な効率化を真似してできた自由な時間を使って何をしたいと思っているか、把握しているでしょうか?
世界を旅する?美味しいものを食べる?趣味に没頭する?
やりたいことができていればそれはハッピーで最高な時間です、でも、
もし、非効率な作業を排除してできた時間を、ただただ、毎日のルーティーンに費やしているだけだとしたら、ムダなこと自体を楽しめるほうが、豊かな生活になるんじゃないかなと思うのです。
そんなわけで、効率の悪い広め方をしているなと自分でも思っていますし、そこは改善していかないとなと販売担当として大いに反省もしているのですが、少なくとも、kihoメンバー全員が納得のいくものを創って、少しずつでも私たちと好みの合う人を探しながら、これいいでしょ!って言って回りたいなと思っています。
というよくわからない決意表明の回でした。
kihoコレクション N゜2できております。
https://tokonuhameetsjouy.com/
第一弾で好評だった楽しいコーディネート写真もこれからUPしますので、
インスタやfacebookをフォローしていただき、楽しみにお待ちくださいね
【kiho 伊藤】
ありがとうございます。原動力になります。