約束の青い月 2020.09.17
ようやく本格的なマーダーミステリーをプレイしたぞ!
◆マーダーミステリーとは
簡単に言うと「人狼」+「TRPG」な推理ゲーム。
マーダーという名の通り殺人事件が起こるのだけど、参加者は登場人物のプロフィールや過去の行動が書かれた説明書を渡され、そのキャラになりきって事件を解決していく。もちろんその中には犯人がいるので、犯人として動くこともある。
こんなの犯人以外が結託したら簡単じゃないかと思うかもしれないけど、登場人物にはそれぞれ個人ミッションがあり、それを達成しようとするとどうしても周りからは怪しまれてしまう。
犯人を探し出すことは最終目的だが、如何にその中で個人ミッションを成功させようとするかで、だいぶ物語が動かされてしまうのである。
このゲームの存在を知ってからやりたくて仕方なくなり、今年の春頃に一度簡単なもの(マーダーミステリーの紹介本についてる付録レベルのもの)をプレイさせてもらったけど、それでもなかなか立ち回りをどうするか難しかったし、推理も全然できなくて悔しかった。
今回は、製品として売られていて本格的に密談やアイテム、捜査パートなど(※)がある「約束の場所へ」と「何度だって青い月に火を灯した」をプレイした。
※密談:他のプレイヤーと1対1で会話すること。
※アイテム:目撃証言やアリバイ、証拠となる物などが書かれているもの。
※捜査パート:アイテムを手に入れたりプレイヤー同士で会話するパート。
その他大まかなやり方はググるとたくさん出てくるのでネタバレに気を付けながら見てもらえればと思います。
◆約束の場所へ
1つ目のタイトルは「約束の場所へ」。
マーダーミステリーを知ってから一番最初に聞いたタイトルだったのでずっとやりたいと思っていた。
大学生がペンションに遊びに行ったらグループ内の1人が誰かに殺されてしまうというストーリー。
犯人しか嘘をつけないというルールだったので、比較的楽に解決できるのでは?と思ったら全然そんなことなかった…!
それぞれの個人ミッションもあってメインの殺人事件の裏であらゆることが起きているため、点と点がなかなか線になってくれない。
いやぁ探偵ってすごいんだな。
ネタバレに配慮すると内容には一切触れられなくなってしまうけど、最終的に事件の真相解明には至ることができなかった。圧倒的推理力不足…!
終わった後の感想戦で、発言や行動の意図とか密談でこんなことしてたとかワイワイ話し合うのがめちゃくちゃ楽しかったです。
実はこうだったのか…!っていうのが分かる瞬間のアドレナリン分泌量はハンパないと思う。
他の方のレビューも参考に。
◆何度だって青い月に火を灯す
もう1つのタイトルがこちら。
イタリアのマフィアファミリーが繰り広げる物語。
推理で犯人を当てるだけでなく、アクションパートというのがあり、「逮捕」や「死亡」イベントが起こるという一筋縄ではいかなそうなゲームだった。
今度は全員嘘をついていいというルールの中、各人がいろんな思惑を持っていてより犯人が分からなくなる。それでもなんとか核心に近づいたものの、あと一歩で解決に至らずだった。
個人ミッション的にもまさかの展開が起きて点数は稼げなかったのが残念…!そこそこうまくいったと思ったのになー。
こちらもレビューしている人がいたので参考までに。
◆さいごに
実際の会話や行動がゲームの結果に直に反映される点が、脱出ゲームや謎解きとはまた違う楽しみ方ができるゲームだった。
自分に不利なアイテムを誰に取られるかで結構話が変わりそうだから若干の運要素はあるものの、全体を俯瞰して見る力や想像力で補ったり、いろんな能力を駆使して真実に近づけていくのが非常に楽しいのでまたやりたーい!
ただ、推理したり嘘ついたりが苦手なことは分かったからマーダーミステリー用に訓練が必要だわ…。うーんコミュ力……。
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