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とある起業家の失敗談 2 『営業を甘くみたこと』
起業にはリスクを伴う。様々な場面で困難に直面し、失敗することも少なくない。
でも、あらかじめ知っておけば回避できる失敗もたくさんある。多くの先輩起業家が実際に失敗をして分かったことだ。
今日も先輩起業家が経験した失敗をひとつ紹介したい。
都心で小売業を営む先輩起業家の話だ。
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自己資金700万円、借入300万円で起業しましたが、コロナ禍と自分の営業力不足で販売不振がつづき、スタッフが離れ、自己資金が底をつき、会社をたたみました。
残ったのは、個人で連帯保証人になっていた借金です。
まだきちんと総括できていませんが、最大の原因は『営業を甘くみたこと』です。
どれだけ自信のある商品でも、お客さんにその存在を知っていただく工夫をして、魅力を理解していただく努力をしないと、売れません。
当然のことなのに、私は肝心の営業を後回しにして、オフィスを借り、備品を揃え、スタッフを雇い、おカネを使うことばかり先行した。
時間を戻せるなら、私一人で営業に全力投球するところから始めたいですね。恥ずかしい失敗談ですが、すこしでもご参考になれば。
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実は、起業直後は時間との闘いだ。
売上に関わらず、店舗・事務所賃料や光熱費、システム費用は毎月必ず発生する。融資を受ければ据置期間が過ぎれば返済も始まる。仮に創業補助金・助成金を受けられたとしてもそれらは後払いが一般だ。
つまり、売上がなければひたすら現金が減っていくことになる。先輩のケースは自己資金が700万円と比較的多い方だが、それでも生活費まで考慮にいれると売上が0円では1年も厳しいだろう。
起業したらこだわりのある店舗や内装・ホームぺージや組織・チーム作りについてあれこれと考えたい、と思う気持ちはわかる。でも、それらは全て売上があって初めて投資できるものだ。
お客さんはキミが見つけてこなければ永遠にやってこない。先輩の言葉通り、起業のスタートは”営業に全力投球”してできるだけ多くのお客さんを見つけよう。
先輩起業家の苦い経験を、次はキミが生かしてほしい。
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