18歳で起業するキミへ
「18歳成人で変わること」
先日、ちょっと嬉しくなるニュースを読んだ。
NHKのニュースで「18歳成人で変わること」について100人の高校生にインタビューを行っていた。そのなかで12人の高校生が”起業”と回答していた。クレジットカードに次いで2番目の多さだ。
”社長になりたい”、”夢”、”チャレンジ”といいたキーワードを見ても起業に対して大きな期待をもっている人が多いことがとても嬉しい。
いま、高校生ビジネスプラン・グランプリ(主催:日本政策金融公庫)やキャンパスベンチャーグランプリ(主催:日刊工業新聞社)など、学生の起業を応援するイベントが全国で開催され、起業のチャンスは広がっている。
こういったチャンスをうまく活かし、起業にチャレンジする学生などがさらに増えていくといいなと思っている。
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「18歳で起業するキミへ」
さて、18歳で起業するキミに、起業ライダーマモルからメッセージをふたつお伝えしたい。
1 ”起業には周囲の理解・協力が不可欠”ということ
どんな起業家も1人で成功することはできない。勉強やスポーツのようにひとりで突き詰めて頑張ることも素晴らしいし大切なことだが、起業では、積極的に周囲に働きかけ、関係者を巻き込んでいく力がとても重要だ。
”夢”や”理想”という言葉からは若干遠く、ともすると少々面倒な話のように聞こえるかもしれないが、周囲の理解・協力を得る作業はビジネスを成立させるために必ず必要になるプロセスだ。
たとえ親の同意書や委任状等が必要なくなったとしても、まずは自身の家族を最初のお客さんだと思って自らのビジネスについてプレゼンし、起業に対する理解と協力を得られるといいなと思う。
みなさんにとっては少し将来の話になるが、ある先輩起業家の起業ストーリーをご紹介したい。
最初から理解されなくても、丁寧に、誠実な気持ちで対話を重ねていけばきっと相手の心を動かすことができると思う。
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2 ”起業のリスクは本業だけに限らない”ということ
起業にはリスクが伴う。本業のビジネスについてはもちろんのことだが、実はそれ以外にも落とし穴があって、時にそれが起業にとって大きな痛手になることもある。
こんな”起業のちょっと怖い体験談”もあるので時間のある時に読んでみてほしい。
疑い出したらキリがないが、これもまた紛れもない起業のリアルな姿だ。
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せっかく起業への期待を膨らませているキミに水を差すようなことを言ってすまない。
”起業 ニュース”で検索すると、起業の華やかな面を取り上げる記事がとても多い。記事やニュースで見聞きする起業家の姿は華々しく、国も自治体も一丸となって起業家を応援している。
だが、起業はさまざまな困難・リスクを伴う。せっかく起業するからにはそれらを乗り越え、成功してほしいと思う。
だからこそ、起業は上記のような側面もあることを知っておいてほしい。
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あと、起業ライダーマモルの中小機構はもちろん、全国の創業支援機関はキミの起業を全力で応援している。起業について悩んだら・困ったら一度相談してほしい。
起業相談に年齢は関係ない。学生のみなさんの相談も大歓迎だ。
例えば、中小機構BusiNestでは毎週水曜に無料の起業・創業相談をやっているぞ。オンライン相談もできるのでおススメだ。
起業ライダーマモルのマイノートもおススメだ。自分の起業アイデアをビジネスの視点で周囲に伝えられるようになるぞ。
いつでもキミの相談を待っているぞ。最後まで読んでくれてありがとう!
■おわり
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起業の相棒、スタンバイ。起業ライダーマモル(中小機構)
起業ライダーマモルは中小機構の起業相談AIチャットボット。起業に関する質問に24時間365日回答します。
また、あなたの起業アイデアを具体化するツール『マイノート』で、自分の起業アイデアを具体化することができます。
作成したマイノートは起業のプロがアドバイス。あなたの起業の第一歩をサポートします。
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