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ほんとうに70代は面白い(桐島洋子著)

50年以上前 桐島洋子さんが「未婚の母」として取り上げられ、かなり叩かれていたことを覚えている。

今なら、この少子化の中、「立派なものだ」と言われたかも。

当時「飛んでる女」と揶揄されても怯むことなく 堂々と前を向いて生きている姿は「すごいなぁ」の一言で片付けられない凄みを感じた。

第2章 エイジングとは成熟すること

この中で、中年以降の恋愛、結婚、そしてパートナーを見送ったことも書かれている。

この本は 彼女が喜寿の時に書かれたもので、これから70代を迎えようとする私には 刺激と安心と憧れをもたらせてくれた。

とても こんな凛とした生き方は出来ないけど、

少しだけ マネてみようと思う箇所があった。

・○○は苦手と決めつけずチャレンジしよう。プロになるわけじゃないんだから。

(単に子供の頃に苦手だと思い込んでるだけだったりするもんね)

・家にいて家事をするだけだからとだらしない格好をしないこと

(夏場Tシャツ一枚でウロウロしてたのを反省し、外に出れる格好に変えました)

・目指すは 死の間際まで 美味しいと感じ 笑って話せること。

(美味しい・可笑しい・楽しいが1セットよねぇ) 

桐島洋子さんは カナダでの暮らしを日本に移し、勉強会と手料理での食事会の私塾「森羅塾」を主宰。

一人暮らしでも自炊をし、花のある暮らしを心掛け、運動も欠かさず健康に気遣っていた。

執筆にもボランティアにも励む70代を過ごし、現在84歳

家族について書いたエッセー「ペガサスの記憶」が今年出版された。

ただ アルツハイマーのために執筆が止まっていたのを、

三人の子供達が引き継いで書き綴ったという。

認知症か~・・

どんなに前向きに 健康に気を付けて暮らしていても、

運命には逆らえないものなんだ・・と 少し 私の心は ザワザワした。・・・

でぇ 結論は いつも同じなんだけどさ

毎日 楽しく、面白がって 暮らそう!

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