起業の原体験
さまざまな起業家にインタビューし、起業のきっかけとなった「原体験」をマンガと文章で分かりやすく発信しています。起業は決して特別なことではなく、誰もが人生の中で経験する喜び、感動、悩み、苦しみ、疑問などが出発点になっていることが少なくありません。そんなメッセージを感じ取ってもらうことで、前向きに挑戦する人が少しでも増えることを願っています。 (おおむね1か月に1人程度のペースで記事をアップしていく予定です)
HIPPO to MOCA 店主/平田 朋佳さん 《原体験》チョコレートを食べ続けたい!私は子どもの頃からお菓子が大好きでした。中でもチョコレートは特別で、朝・昼・晩の3食がチョコレートでも飽きないほどでした。 しかも、かなりの偏食。朝ごはんをチョコや菓子パン、アイスクリームで済ませることも多く、親も自由にさせてくれるタイプだったので特に口出しはされませんでした。 地元は大阪なのですが、私は4歳から12歳まで中国の上海で過ごしました。上海では日本のお菓子がとても高く、代
「Kaggle(カグル)」という言葉をご存じでしょうか。 Kaggleは機械学習やデータサイエンスに関わる人たちの世界的なコミュニティで、約2,000万人が参加しています。その主な目的はコンペの開催で、企業や政府機関から出された課題に対して、データサイエンスを駆使してソリューションを提案し、優秀なモデルには賞金やメダルが与えられます。 このKaggleに参加する人たちは「Kaggler(カグラー)」と呼ばれていますが、そのKagglerがオフラインで集まる交流会が定期的に
前回の記事に続き、社会起業家のカンファレンス「BEYOND 2024」の2日目に行われた「COM-PJファイナルピッチ」の内容をご紹介。 ▼前回の記事はこちら▼ 第2弾は、後半の7人の事業内容や原体験をお届けします。 様々な形での農への関わり方を可能にするマッチングサイト 後半の1人目は、農業への参入をサポートする事業に挑む起業家。大学生のときに農業の魅力に取りつかれ、大学内に畑を作ったり、農家へ手伝いに行ったりしていたそうです。 そんな中で知ったのが、農業の参入ハー
昨年、「BEYOND」という社会起業家のカンファレンスに参加して感じたことを記事にしました。 この「BEYOND」は、ビジネスで社会課題解決をめざすスタートアップを支援しているtalikiが主催するもので、社会起業家やその支援機関、大手企業、投資家などが一堂に会するイベントです。 今年は規模を拡大して10月19日・20日の2日間にわたって開催。「社会起業家」や「ソーシャルインパクト」といったテーマへの注目度が高まっていることがうかがえます。 このBEYONDの2日目には
9月14日(土)~16日(月・祝)の3日間、「Business Contest WING実行委員会」主催のBusines Contest WING 2024 9月コンテストが開催されました。 WINGは関西の大学生によるビジネスコンテストの運営団体で、2023年10月に発足。企画から学生の集客、スポンサー企業の営業まで、すべて学生だけで運営しています。 ▼Business Contest WINGについて詳しくはこちら▼ 9月コンテストには東京からも含めて約30人の学生
ここ数年、高校や大学で「起業」をテーマにした部活やサークル、学生団体が増えています。そんな中、2023年10月に「Business Contest WING」という団体が誕生しました。 「WING」は関西のさまざまな大学の学生が参加して、年に数回のビジネスコンテストを開催しています。コンテストの企画、運営から、企業への協賛の呼びかけまで、すべて学生だけで行っているのが特徴です。 発足以来、2023月12月、2024年3月、6月とこれまでに計3回のコンテストを実施し、参加し
株式会社TRYBE 代表 山口 陽さん 《原体験》「気を引きたい」から始まったゲームづくりごきょうだいがいる方なら、おわかりいただけるかもしれませんが、年下のきょうだいが生まれると親の愛情を取られたような淋しさを感じることがありませんか。 長男だった僕は、弟ができてから、そのような淋しさを感じることがありました。 「何とか、親の気を引きたい」 そして僕が取った行動は「ゲームをつくる」というものでした。 最初は紙を切り貼りして作ったカードゲームで、いかにも小学生の作品とい
2024年7月に開催された、日本最大級のスタートアップ・カンファレンス「IVS 2024 KYOTO」では、「EmpowerHER」という新しい企画が注目を集めました。 これは、女性起業家を巡るビジネス環境や、スタートアップ業界の多様性・公平性をテーマにしたセッションに特化したステージです。まだまだジェンダーギャップの大きい起業の世界で、どうすれば女性の起業家や決裁者がもっと活躍できるのか、3日間にわたって熱い議論が繰り広げられました。 ▼参照/EmpowerHERに関す
国内最大級のスタートアップ・カンファレンスとして、昨年1万人を超える来場者を集めたIVSが、今年も開催されました。 今年は昨年を超える12,000人超を集め、会場内を歩くのが大変なほどの盛況ぶり。女性起業家を応援し、公平で多様性のあるスタートアップ・エコシステムをめざす「EmpowerHER」という企画や、地方の学生の参加費用を支援する「地域スカラシップ」など、参加者の裾野を広げる新しい取り組みも誕生しました。 来場者の数もさることながら、このIVSには数多くのボランティ
国内最大級のスタートアップ・カンファレンス「IVS 2024 KYOTO/IVS Crypto 2024 KYOTO」が7月4日~6日まで開催されます。 当日まで1週間を切り、目玉となるセッションも続々と発表されています。 既に起業している人や、具体的なビジネスプランを持って起業をめざしている人にとっては、有益なネットワーキングや情報収集の機会となるのは間違いありません。 一方で、「まだ将来について悩んでいる」という人にとっても、刺激になるトークセッションやブース展示が
StartupBlinkという、世界中のスタートアップ環境を調査している研究機関があります。そのStartupBlinkが、各国・各都市のスタートアップ・エコシステムを独自にランキングした「The Global Startup Ecosystem Index」というレポートを毎年発行しているのですが、その2024年版が最近発行されました。 このランキングですが、国および都市をそれぞれ以下の項目でスコア化し、国は1位~100位まで、都市は1位~1000位まで発表しています。
株式会社DIFF. 代表取締役社長 清水 雄一さん 《原体験》サッカーシューズが足に合ってない?サッカーに打ち込んでいた中学・高校時代。私は、ある慢性的な悩みを抱えていました。 それは、なぜか右足の親指の爪だけ内出血することです。内出血しては爪が剥がれる…その繰り返しで、スパイクをいろいろ変えてみたりしたものの解消されず、ガマンしながらサッカーを続けていました。 やっと原因がわかったのは、大学生になってからでした。左右の足サイズを測る機会があり、右足が左足よりも5mmほ
前回の記事に続き「スタートアップJr.アワード」決勝大会のプレゼンを見た感想を綴りたいと思います。 2回目は「中学生の部」から、印象に残ったプレゼンをご紹介します。 タバコの煙に悩みながら通学する日々まずは、受動喫煙の問題に着目した中学2年生のNさん。 毎日、自転車で通学しているNさんは、その道中で遭遇する路上喫煙の煙に悩まされていました。 そこでNさんは路上喫煙をなくすアイデアを考えるのですが、そのプロセスが非常にすぐれています。決して声高に「路上喫煙、反対!」と叫ん
「スタートアップJr.アワード」というプレゼンテーションのアワードをご存じでしょうか。 子どもの体験型キャリア教育事業を推進しているバリューズフュージョンという会社が主催する、小学生・中学生対象のアワードです。 「小学生の部」と「中学生の部」の2つに分かれ、書類による一次審査、動画による二次審査を経て、リアル会場でプレゼンテーションを行う決勝大会が行われます。 昨年度は小学生・中学生あわせて1737名が応募。その厳しい戦いを勝ち抜いた10名が、2024年3月に決勝大会を
起業や就職活動に有益なネットワークを築ける「IVS 2024」ボランティアスタッフの応募締切は5月19日! https://note.com/kigyo_gentaiken/n/nf86d2935f701
国内最大級のスタートアップ・カンファレンスとして知られる「IVS」が今年も京都で開催されます。 スタートアップ・カンファレンスとは、スタートアップ企業や、そこに投資する投資家や金融機関、行政などの支援機関、大手企業の幹部などが一同に会し、情報交換やネットワーキング、投資交渉などを行う大規模なイベントです。 このIVSでは、毎年たくさんのボランティアスタッフが運営をサポートしていますが、今年も募集が始まったようです。 ※応募締切:5月19日(日) このIVSボランティアで