夢のアドベントカレンダー~あなただったら、何を入れる?
こんにちは、ぱんだごろごろです。
12月に入り、街の飾り付けも、クリスマス一色になって来ましたね。
今年は、外へ出掛けるのではなく、仲のいい友人たちや家族と、家で過ごす方達が、多くなりそうです。
そんな時、お家の飾り付けの一つとしても使えるのが、アドベントカレンダー。
玄関にはクリスマス・リース、居間にはアドベントカレンダーを置いて、クリスマスまでの日々を楽しみましょう。
今は、街で売られているアドベントカレンダーは、お菓子の入ったものが主流ですね。
1から24まで、数字の振られた窓を、点線に沿って開けていくと、一日一つ、チョコレートやキャンディが出て来て、子供たちは、それを食べながら、24日が来るのを待つのです。
なぜなら、24日のところには、それまでのどの日よりも大きなお菓子が入っているから。
そして、24日のイブの日には、サンタクロースがプレゼントを持って来てくれるのです。
そんな訳で、アドベントカレンダーは、12月1日から始められるように、11月のうちから準備をします。
我が家の子供たちが楽しんでいたのは、木製の、クリスマスツリーをかたどった物でした。
長方形の枠は、上下に別れていて、広い上の部分には、型枠だけのクリスマスツリーが、立っています。
緑色に塗られたツリーの中には、24本の釘がランダムに打ち込まれていました。
狭い下の部分には、二段を12個ずつに区切って、合わせて24の箱になっていました。
赤と緑が交互に塗られた上に、1から24までの数字が書いてある紙が、貼られていて、それぞれの枠の中に何が入っているのか、見えないようにしてあります。
その中には、木で出来た、靴下やらキャンディやら贈り物の箱やら丸い飾りやらのおもちゃが入っていました。
子供たちは、代わりばんこに、数字の書かれたふたの紙を破っては、おもちゃを取り出し、それぞれの飾りの先についているひもで、クリスマスツリーの中の好きな釘に吊すのです。
24日の、最後の箱から出て来るのは、毎年決まって黄色い星で、クリスマスツリーの天辺にはめるのでした。
クリスマスが来る頃には、何もなかったツリーは、23個の木製のおもちゃが賑やかに飾り付けられ、てっぺんには、ぴかぴか光るお星さま。
クリスマスが終わると、私達は、子供たちが夢中で破った厚紙を、きれいに剥がし、24日の星以外は、ばらばらにおもちゃの飾りを入れ直し、パソコンで彩色、数字を印刷した紙を、また上からのりで貼るのでした。
こんな思い出のあるアドベントカレンダーですが、最近は、化粧品会社や雑貨を取り扱うお店が、独自のカレンダーをどんどん作り出しています。
手の込んだ、きれいな商品の詰まったアドベントカレンダーを見ると、昔夢見ていた、憧れのアドベントカレンダーを思い出すのです。
私の憧れのアドベントカレンダーは、大好きな物ばかりが、開けると出て来る、魔法のような箱でした。
例えば、綺麗なレースのハンカチ、スワロフスキーの飾りの付いたバッグ・チャーム、メモ帳とペンのセット、お気に入りの香水と香水瓶、毛皮の縁取りのついたカシミアの手袋、アイシャドウとチークの入ったパレット、良い香りのするハンドクリーム、チョコレートがぎっしり詰まった箱、真珠とダイヤモンドがきらめく、お揃いのイヤリングとブレスレット、薄紫とピンクのレースのショール、何色ものリップスティック、文箱に納められた便箋と封筒、一筆箋に葉書にシールたち・・・。
アドベントカレンダーの箱の中には、到底入りそうにもないところまできて、私の空想は終わりを告げるのでした。
でも、もしかしたら、長くつしたのピッピの家にあったような、いくつもの引き出しのついたタンスになら、入るかも知れない・・・。
昔々、「サンダーバード」という、イギリスの人形劇がありましたが、その中で、子供心にも印象的だったのが、リボンのかかった贈り物の箱でいっぱいになった部屋の光景でした。それは、私の中で、豊かさの象徴のように思えたのです。
贈り物は、中身を自分で指定することはできません。
けれど、自分で作るアドベントカレンダーなら、自分の好きなものばかりを詰めることが出来ます。
24日間のうち、どの日に何が出てくるのか、自分でもわからないように詰めたら、あとは毎日、一つずつ窓を開けていくだけ。
あなただったら、自分だけのアドベントカレンダーに何を入れるでしょう。
あなたが今、一番欲しい物は、何ですか?
案外、普段自分では買わないようなものが、嬉しかったりするものですよ。
まとめます。
12月1日から24日まで、一日に一つずつ窓を開け、プレゼントを受け取る、あなただけのアドベントカレンダー。
あなたの大好きな物ばかりを詰めた、夢のようなアドベントカレンダーを作ってみませんか?
想像するだけでも、楽しいですよ。
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