クリアしたゲームリスト・2024年8月分
08/04 PC 35h 『鈴蘭の剣:この平和な世界のために』
課金圧が著しく低く、なんなら非ガチャで進めるストーリーモードが搭載されている基本無料タクティクス系SRPG。
ガチャ引いて曜日クエストで手に入る素材を使ってキャラを育成して…といった典型的なモードもありますが、こっちはどちらかと言うと番外編みたいな細切れストーリーのオムニバスで進んでいきます。
作中で「運命の螺旋」という名前がついてる非ガチャストーリーモードこそが本作のメインディッシュかなあって。
運命の螺旋はすごいですよ。ソシャゲあるあるな要素、制限がほぼ存在しません。普通に有料タイトル一本分(あるいはそれ以上)のマルチエンドシナリオが搭載されています。
そう、ちゃんとエンディングがあるわけですよ。素晴らしい。心躍るゲームとは斯く在るべき物。(※自分が到達したエンドがたまたま完結してただけの可能性はあります)
シナリオは結構真面目な戦記物で、身勝手な強国・権力者たちの陰謀が渦巻くこの戦乱の世において、我々傭兵団はどう生き残っていくか…といった塩梅です。
戦争なので人がしっかり死んでいきます。それはガチャモードで育てている愛着あるキャラも例外ではありません。でも大丈夫、育成状況は「ガチャモード」と「運命の螺旋」それぞれ別個に管理されています。安心して推しの死を楽しみましょう。
BGMは崎元さんが手掛けているのでパーフェクトです。モチベに大幅プラス。
グラフィックはHD-2D風味ですが、なんなら本家よりもよく出来てるんじゃないでしょうか。少なくともイベント時のドット絵アニメは、オクトパストラベラーよりずっと滑らかでバリエーション豊かです。っていうかオクトラがやる気ないだけでは?
ここまで褒め一辺倒になりましたが、気になるところはあります。イベント早送り機能の貧弱さや、戦闘時の操作性の悪さ(目当てのマスをクリックしづらい)は特に厳しいです。
また海外製(特に中国製)あるあるですが、人物の口調が安定しないなどローカライズの不備もあります。まあ日本版リリースしたてなので、ローカライズに関しては今後改善されていくんじゃないでしょうか。それに現時点でも、体感半分以上は十分に適切な邦訳が実装されています。
1ルートクリアするまでほぼぶっ続け35時間くらいでした。ソシャゲが嫌いな人間でも楽しめる部分がたっぷりある、いいゲームだと思います。
08/09 フリゲ 20m 『どうしようもなく夏~このありsummer~』
たまに操作パートも入ってくるksg。
08/09 フリゲ 5m 『アイハブノーアイデア』
ずっと見てるだけのksg。
08/09 フリゲ 30m 『Re:Re:今から作る無計画ksg』
無駄に洗練された無駄のない無駄な動きだらけの大ボリュームksg。
08/18 PC(Deck) 31h 『アウラルと光の竜~Gathering Light~』
やたらムチムチしたモン娘だらけの見た目ながら、中身は意外と硬派な長編王道RPG。軟派な部分がないとは言っていない。
遊んですぐに「このゲームは信頼できる」と思える手触りの良さ。
プレイヤー目線での親切さが随所に見られるんですよね。
親切さの一例として…。本作にはキャラごとにスキルツリーが存在するんですが、最終的に全てのスキルを習得できる旨をちゃんと教えてくれます。できないタイプのゲームもありますからね、大事ですよここは。
まあともかく本当に遊びやすくて気持ちよくて楽しいです。
愛、絆、異種族共生、そのあたりをテーマに大真面目に丁寧に紡がれる、王道なシナリオも見応えたっぷりでした。燃え展開、バッチリです。
あと敵味方ともに舐めプしてませんね。舐めプされるとめちゃくちゃ萎えますからね、大事ですよここは。
BGMはPeriTuneやmozellなど手堅い選曲。民族調の曲が好きなので水が合いました。
光属性の王道RPG、30時間超の冒険に大満足です。
なおDLsiteで販売されている本作ですが、SteamDeckに入れてプレイしました。戦闘時などにやや処理が重くなりますが、基本的に問題なく動作します。ごく一部、文字のフォントがおかしくなっている疑惑や、記号が別の記号に置き換わっている疑惑も見受けられましたが、まあその程度です。
08/18 フリゲ 5m 『ジュンコの胃袋のびのびパズル』
どうぶつタワーバトルやスイカゲームみたいな物理演算パズル。
とんでもない動きをする多種多様な食べ物をうまいこと胃の中に収めましょうって流れです。んなもん食うな!
ブルアカのことはろくに知らないですが、全然問題なく楽しめます。
難易度HARDは3度目の挑戦でナントカクリアできました。VERYHARDはむりぽ。
08/19 フリゲ 5m 『カエセ』
人の心とかないんか?な脱出ADV。
08/19 PC(Deck) 4h 『みんな大好き塊魂アンコール+王様プチメモリー』
昔を懐かしむためについ買っちゃいました。良作には違いないですが、初代のほうが好きですね。
今作は前作に比して難易度が急に上がりすぎというか、いやクリアするだけなら簡単なんですが、王様の褒めハードルが高すぎるんですよね。こちらはあんまりなんも考えずに転がして褒められたいんですよ。
王様プチメモリーなるリマスター独自要素は、本当にプチなボリュームです。30分もかかりません。おまけ程度に考えるのがいいんでしょう。
08/19 フリゲ 2.5h 『フレイムさんの味噌汁』
シナリオはksg的な不条理ギャグの乱れ打ちだけど、戦闘は戦術性があって真っ当に楽しくて気持ちいい短編RPG。
装備によってスキル構成も変わってきて、いろんなシナジーを考える楽しさはデッキ構築ゲーに通じるものがあるかも。
戦闘ドット絵のアニメがクオリティ高くていいです。それを見たくて先へ進める意欲が湧く部分もあります。
主に使用アイテム(回数制限以外はノーコストで撃てる)の充実によって、後半になるほど難易度が下がっていくような気がしますが、まあゆーて短編です、気になる前に終わります。
08/20 フリゲ 15m 『代筆屋ワールドワード』
スロット目押しでワードを選ぶお気楽ギャグノベル。
この短さでキャラの魅力を畳み掛けてくるのはさすがのベテラン感です。
今月の一本
は、『アウラルと光の竜~Gathering Light~』です。
王道RPGでやってほしい展開をいっぱいやってくれてて大好き!
特にお気に入りはハーピーの風渡りのイベントでした。
モン娘を前面に押し出しているものの、実は男キャラもなかなか魅力的に描かれていて、そういうところも地味ながらツボにはまります。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?