クリアしたゲームリスト・2024年7月分
7月はウディコンが始まる季節です。
自分はここの文章を書いている現在までに、26作品に投票しました。
ただし、投票数≠クリア数。クリアできたものについては、以下のリストに名前が挙がっているということですね。
ウディコン投票を考えている皆様にとって、多少なりとも参考になれば幸いです。が、それが目的の記事ではないです。
※ウディコン期間が終了すると、作品のリンク先がおかしくなるかもしれません。その場合は第16回ウディコンのページからうまいこと探してください。
※noteがDLsiteへのリンクを弾圧しているので、別サービスを経由してリンクします。
07/01 PC 5h 『Spirit City: Lofi Sessions』
作業進捗がめっぽう悪い今日このごろ。どうしたら気持ちの切り替えがうまくいくのかな~と足掻いています。その足掻きの一環として決断的購入したのがこれ。ジャンル「集中ツールゲーム」です。
アバターが画面内で作業してるさまを横目に、自分も作業する感じです。アバターの着せ替えができたり、リラックスできるBGMや環境音なども自由に設定できます。
アバターに自己を投影するのか、それとも一緒に作業するパートナーとするのか、は人によって派閥が異なりそうですね。自分はどちらかといえば前者でやってみてます。
Todoリストやスケジュール表といった簡易的なタスク管理機能のほか、ポモドーロタイマーも搭載。ポモドーロタイマーはとても疲れるので使い所には注意したいところ。
ゲームっぽい要素としては、(ゲーム内で)作業をする場所・内容・時間帯・環境音などを特定の組み合わせにしたうえで、しばらく放置する(※作業するんだぞ)と出現する「スピリット」を収集することでしょうか。
まあいろんな環境を試してみてねっていう導線として用意されてるオマケみたいなものだと思いますが。
で、実際に本作を試してみて、作業進捗はどうなったかというと…、………。こ、これから!これから捗らせるから!
07/08 PC 38h 『プリシアの冒険のやつ』 ※R-18
故アツマールで1, 2を争うくらいハマったのが、このプリシアの冒険のやつでした。先日、その完成版(に伴ってR-18化)がついに出たので、待ってましたと飛びついたわけです。
まあいわゆるWWAなんですが、他と一線を画するのが「ハクスラ」要素ですね。ハクスラって言っても、「ランダムエンチャントのある装備掘り」要素ではなく、単に敵を倒しまくる(あと素材を手に入れまくる)方のハクスラです。ハクスラの定義、曖昧がち。
WWAって、パズル要素が強いRPGで、強くなるにも限度があるものですけども、その点こっちはハクスラ要素で無限に強くなれるわけです。WWAをよく知っているほど、背徳感や蹂躙する快感に脳をやられますね。
かといってパズル要素を軽視しているわけでもなく、装備の組み合わせなども含めた戦略性が十分にあります。装備によって立ち絵も変わるので、ここは成人向けとの相性がいいですね。
また、マップ内の全敵とオブジェクトを破壊すると手に入る「制覇ボーナス」、特定アイテム消費やデバフを強いる特殊オブジェクトをHP消費で破壊できる「一刀両断」、稼ぎ効率を高める「ワープ機能」、いろいろあります本作ならでは。
敵種族に応じて特効装備を付け替える手間なんかは気になりました(装備セット呼び出し機能があるけれどそれでも手間)が、択の多さによる面白さを捨てるのは間違いなく惜しいし…これはこれでいいはず。
ぶっちゃけると、えっちな要素は趣味が合わなかったので(スカトロなど)、それはほぼスキップしました。スキップの選択肢を用意してくれてありがとう。
07/15 フリゲ 2h 『ダーゴラス』
ウディコン一発目のクリアはこれとなりました。サクサク進めるレトロ風RPGです。
一対一戦闘における、このダメージの応酬の感覚…攻撃と回復のリズム…確かにドラクエ1で見た気がする…!
見た目や骨格こそレトロなんですが、遊びやすさは令和最新フリーゲーム。移動速度をはじめとしてテンポが早く、デスペナは無いようなもの(逆にお金くれる)で、情報の出し方も親切かついつでも確認できる手段があり。
あっと驚く要素こそ無いものの、質実でコンパクトなゲームプレイを存分に楽しめました。味わい深い数々の小ネタ、またセリフのセンスも好みでした。
07/21 フリゲ 1.5h 『勇者の苦難』
極めてオーソドックスなWWA。…えっ、ウディタで魔王把握を!?
難易度ノーマルで進めましたが、ちょっと詰みそうな気がしたので途中から救済措置を使用しました。そしたらまあまあ余裕を持ってクリア。
07/21 フリゲ 1h 『やけくそ料理人と不良債権』
ウディコン常連、なす太郎先生の新作だァ!
ダンジョン探索のローグライトが続いたところで、今度は経営のローグライト。ダイスロールはないけどデッキ構築はあるよ!
おそらく過去イチ遊びやすいですね、UIやNORMAL難易度などの諸々含めて。
ばっちり楽しかったですが、欲をいうと「バズって」の部分でもう一捻り欲しかったかなというところ。
07/23 PC(Deck) 2.5h 『ビート・チェリー・クエスト!』
Steamでは売ってないけどSteamDeckでプレイ。頭からおしりまでギャグがぎっしり詰まったRPGです。
男乳首を鍛えるRPGということで、男乳首ソムリエのAutomatonに捕捉されるのも宜なるかな。
ダンジョン探索で、宝箱の中身が回復アイテムメインなのは寂しく感じましたが、気になったところはそれくらいでしょうか。
軽妙で切れ味あるセリフの応酬と、易しめバランスのテンポ良き戦闘で、あっという間に過ぎ去った2時間半でした。
07/30 PC 1.5h 『聖剣伝説 VISIONS of MANA 体験版』
Steam版の体験版を、デスクトップPCでプレイしました。
聖剣3のリメイクをもとに洗練させた感じでしょうか。開発スタジオは違いますが。
イベントシーンの会話(とモーション)部分をボタン送りで都度スキップできるのは素晴らしいことです。ボイスが流れ終わるまで待たないといけなかったりするとめちゃストレスですからね。
あとマップに落ちてる宝箱やアイテムの視認性がよかったのも◯。遠くから見ると光の柱となってる感じです。MHWのMODにそういうのありましたっけね。
気になったところとしては、乗り物から降りないとアクセスできない一部のギミックの存在でしょうか。乗り物の乗り降りにやや時間がかかるのでめんどいです。せめて調べたら自動で降りるとかしてほしいですね。まあ致命的なレベルの不便さとは感じません。
ストーリーは実際に製品版を遊んでみないことにはなんとも…ですが、それ以外の部分は真っ当に質が高く、期待できそうです。
今月の一本
は『プリシアの冒険のやつ』です。
アツマールでの開発版から長いあいだ追っていたがゆえの、感慨深さというか、贔屓目というか、そういうものはあると思いますが…。まあともかく好きなんですよね、ええ。
ボス戦での工夫ある仕掛け・演出なんかも、WWA系でまた一作作ろうかと思っている自分としては参考になって有り難いです。