10年代は初音ミク、20年代はado…30年代はネット上のスター誕生配信番組が?

インターネットのソーシャルメディアの興隆期の只中にある現在、動画配信から社会現象を巻き起こす歌手が生まれるようになって久しい。

世界大戦後の日本で、テレビが「芸能人」と呼ばれる業種を一般大衆に知らしめるようになってからもう7,80年が経つ。高度経済成長期前夜の日本の街頭や大衆食堂でブラウン管を食い入るように見つめていた10代、20代の若者は、21世紀に入ると「スマホ画面」を食い入るように見つめるようになった。

新人のアイドルや俳優やミュージシャンを発掘していったテレビ番組は70年代のテレビカラー化が推し進められていった時代の「スター誕生」であるが、そこから90年代の「asayan」までの四半世紀、まさにインターネット革命前夜まで、大衆を釘付けにしてきたマス・コンテンツであった。

しかし21世紀が始まると同時に起きた、世界の闇権力者たちが第3次世界大戦を勃発させようとして失敗した911、そしてfacebook,myspace,youtubeという新世紀のメディアが扇動して成就させてきた、エジプトの無血革命などの世界の百姓一揆は、

「あれ?テレビって本当は頭おかしい金持ち権力者たちが好き勝手やってる場所なの?夢の工場はでっち上げの見かけ倒しだったの?」

と、大衆が薄々勘付く着火点となり、同様にショービジネスの世界も

「その人に芸能の才能があるかどうかはおれたち民衆が決めるんだ!」

という大衆扇動の時代の旋風が巻き起こった。ポピュラー音楽の話をすればボカロp、歌い手、絵師の三身一体の同人SSW、アイドルならインスタ映え・ニコ生主から有名になったタレント…須らくインターネットの芸能界の革命が現実になってっいった証左だ。

テレビに出る事・番組を創る事がお金儲けにならない事にようやく気付きだした、頭のおかしい金持ち権力者ジジババたちはこう思う。

「よくわからんが、ソーシャルナンチャラで有名になったらお金儲けできるらしいのじゃな?よし、そういう風にして売れたい子供たちを探す事をやろう!」

そして「にい・よん・ななミュージック」が生まれ、お金儲けは出来なかったMUZIEの代わりのBIG-UPが生まれ、SHOWROOMが生まれ、MYSPACEが潰れた。まぁ…ぶっちゃけ新しく出来たプラットフォームが上手く行かないんだけどその理由としては会社のお偉いさんはビジネスセンスは長けてるが大道芸を見抜く能力は無いっていう…プログラマー的に視るとSNSはPERLという旧い言語でBBS創設時代から、玄人はだしのPGでも組めるシステムであって、創ったからと言って簡単にお客さんが来る訳では無い…老害はしかし、お金は沢山出してくれるのだ。とはいえ家庭環境や学歴で人を選ぶのは日本の金持ち権力者ジジババの常套句だし「お金あげるから再生回数増やして!」とか言ってバイトを雇うとか、やってるだろうし(多くは語らないがそういうショナイなお仕事は実際に知ってる)、それに才能めっちゃあって動画もアップしたのに殆ど人気でない人は結構いるし…ねぇ?

ジャニーズが死んで、そうかそうか、の巨大カルト教団のボスも死んだ。α世代の「芸能人になりたい!」と想う子供たちはaugumented reality(AR)の現実とポリゴングラフィックの狭間で開催される21世紀版「スター誕生」の松田聖子、田原俊彦となるであろう…と想うものの、生粋の日本人はマスが相手のビッグコンテンツになると選ばれなくなるし、テクニック自慢大会コンテストになるんじゃないかと推測している。読者が「それの何がおかしいの?」と想ったなら、貴方は完璧なマス。

マス(不特定大多数)はテレビ(新聞・ラジオも)がしでかしてきた洗脳手段にコロリと騙されるから、マスメディアというものが100年近く続いてきた(中の人たちはクビになるのが嫌でプロパガンダというものを仕組んでいく)し、必要悪の労働は夢の工場のGROUND FLOOR LINE。無いとmarchandiseが造れないセオリーがある。

初音ミクが社会現象になったのは分るものの、マジARの「花譜」さんのやったヴァーチャルシンガーコンサートは色々な意味でやり過ぎ。新鋭兵器の開発の為のTECHNIQUE EXHIBITIONとしてFUND RAISERが客にいた、としか思えない。

引用じゃねーし

世の中、金か?


「衰退の昭和時代」に辛うじて生まれた筆者は、昭和人間の義理・人情を理解できる最後の子供たちだった。大人になって今の令和を生きだした若者たちに、世界大戦というものを教え伝えられる程にリテラシーがある、頼れる親たちになれたとは余り思えない。

夢の工場からそっぽを向いて、か弱き頼りない大人たちを宛にせず、独りで遭う事のないsupporterとモニター越しのランチを摂り、夢だけに生きる事は、老人世代にとってわがままだと謂われる言動だ。

大量生産・大量消費の大時代は終わり、個人消費と多様性の寛容の時代となった。危惧すべきは紛うことなき「最悪」が世界を襲った時に人の「生の和」が如何に大事か、を説く先人たちは殆ど消えてゆくことだろうか。世界を狂わされた巨悪の老人たちも、同じ人として生を省みる時が来る。

夢は、お金では買えない。
しかしお金で、夢を売ることはある。

さて、色々と書き連ねた訳だが、某新聞社勤務の頃の感覚で自分の書いたARTICLEの校閲なんかしてる―意味は無いし、某芸能事務所にスカウトされた時は-とか自分史自慢もするつもりも無く。

てか、JavaScriptのOnMouseClickコマンド常設のNOTEってHATENAの後継でしょ?

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