”苦悩もまた人生である”(週末日記#8 )
先週は日記をサボってしまったが、無事、今日は書くとことができそうで何よりだ。
今回の日記から少し内容を変える。日々思ったことを日記にしてNotion(タスク管理アプリ)に書いているのでそれらを抜粋してここにも書いていこうと思う。
今週の習慣トラック
23日、24日は体調を崩して休息をとったためルーティーンを行えなかった。先週あたりからコールドシャワーを日課として取り入れて、朝と夜に冷水を浴びていたのが風邪を引き起こしてしまったらしい。
自分の免疫力をわかる良い機会にはなったが、少しがっかりだ。こんなにも弱いとは思っていなかった。これからは夜だけにしようと思う。
コールドシャワーについてはこの動画を参考にしていただきたい。
”苦悩もまた人生である”
今週はAudible(Amazonが提供する音声読書アプリ)で「夜と霧」を読んだ(聴いた)。
この本はナチスドイツが現在のポーランドを植民地化した時に使われた、アウシュビッツ強制収容所での話だ。
著者は実際に収容されていた精神科医であり、実際の体験談をもとに学術的な観点を含めて、人々の精神状態が生々しく描写されている。
”苦悩も、死もまた人生である”これは本の中で著者が使っていた(一言一句同じかはわからないが)言葉だ。人間としての扱いを受けない収容所内では人の精神は崩壊し、将来に対する希望を持つものと、持たないものではその精神状態も異なっていた。しかし、あのような悲惨な状態で誰が希望を持てるのだろう。
実際収容されていた人の中にも、いわゆる”悟り”の状態に入り、精神力をより深めた人も少なくなかったという。そのうちの一人でもあろう著者が使った言葉がこれだ。彼は、「生きる」とは何なのか、人生とは何なのか、を考えて行き着いた先に、どんな試練も人生であり、神が与えてくれた意味のあるものなのである(僕の語彙力ではここまでしか説明できない)と悟ったようだ。
この本を読んだだけでは、もちろん彼らの思いを完璧に共感することは不可能だ。しかし、言わんとすることはわかったような気がする。
人生を一本の長いゲームだとすると、その中で起こる苦悩、死までもが全てゲームの要素であって、死なない限りそのゲームは続いていく、すなわち希望を持ち続け努力する限り、明るい未来は切り開ける可能性を秘めている。
と自分なりの解釈をしてみたが、どうだろう。浅すぎるかもしれないがこんなことを言おうとしているように伝わった。
読書感想会
今週は、大学の友達(交換留学生)たちと読書感想会を行った。読んだ本はラジオでも少し紹介した、「Poor Economics」(日:貧乏人の経済学)だ。
まず読書会とはどんなことをするかと言うと、数人で同じ本を期日まで読み、一章ずつ感じたこと、学んだことを共有する会だ。大体一章につき1時間くらい話すためかなりの時間になる(今回は3時間で三章まで、第二回も開催予定)。
読書感想会を行うことのメリットは二つだと思う:
期日が存在することで読書ペース、モチベを上げることができる
感想を共有することでインプットとアウトプットを行うことができ、本の内容がより定着する
今回、読書感想会を一緒にしようと提案をしてくれたAさんには感謝している。新たな発見をすることができた。
ということで、もしこのノートを見てくれている人の中で、途上国開発や貧困、教育などに興味がある方があればぜひ声をかけてほしい。一緒に本を読み進めてああだこうだと議論したい。
ではまた来週。