抹茶リビングの商品「抹茶に使える器シリーズ」とは
わたしが運営するブランド、「抹茶リビング」では”抹茶に使える器シリーズ”と名付けていくつかお茶碗を販売しています。
2024年7月現在は2種類(色違いを含めると6種類)のお茶碗を扱っていて、すでにいくつも旅立ってくれています。
これらのお茶碗の特徴は、
といった感じです。
「抹茶茶碗」とは
「抹茶茶碗」とは名前の通り「抹茶を点てるための茶碗」です。
(後述しますが特徴はそれだけではありません)
でもこれは、産地や素材やサイズに明確な基準があるわけではなく、作った人が「抹茶茶碗」だと言えばもうそれは抹茶茶碗となります。
(例えば”神戸牛”には神戸肉流通推進協議会が定めた明確な基準がありますが、抹茶茶碗にはそのようなものはないという意味です)
また、抹茶茶碗は”抹茶を上手に点てやすい”というだけではありません。
感覚的な違いですが、抹茶茶碗は「鑑賞」にも重きを置いています。
姿形だけでなく、手触りや口当たり、ぬくもりなども味わうことができるようにつくられています。
一般的なご飯茶碗ではここまでの芸術性はないと思うので、抹茶茶碗の大きな特徴のひとつと考えられますね。
「抹茶茶碗」以外の器で抹茶を点てる場合
つまり、「抹茶を点てるだけ」なら「抹茶茶碗」でなくてもできます。
コーヒーをマグカップ以外の器でも飲めるのと同じイメージです。
もちろん、抹茶茶碗の方が点てやすかったり、芸術性があったり、味わいにも深みが出たり、お気に入りの一碗に出会えたときの喜びはひとしお。
でも、そこまでのハードルはちょっと…という方のために、”抹茶茶碗ではない器で抹茶を点ててもいい”という提案を、抹茶リビングはお伝えしています。
抹茶リビングにできることをする
とはいえ、「結局どんな器で点てたらいいの?」という疑問は残りますよね。
おうちにあるご飯茶碗はご飯専用だし、カフェオレボウルも持ってない…
ということで、”抹茶茶碗じゃないけど抹茶を点てられる器”の販売をしています。
わたし自身が茶道の経験が十数年ほどあり、おうちでも抹茶をよく点てているので、その経験を活かしてじっくり探しました。
これらの器は、製造元では「ライスボウル」だったり「茶碗」という名前で取り扱われているため、「抹茶茶碗」ではありません。
といった観点で選んでいます。
おうち抹茶を始めたい人が、いきなり高価なものを揃えるのはハードルが高いと思うので、価格面も大切にしています。
現在抹茶茶碗を抹茶リビングで扱っていない理由は、「他の茶道具屋さんで十分素敵なものが手に入るから」です。
個人で運営しているちいさなブランドなので、わざわざ他のお店と同じことをしなくてもいいかなと考えました。
それにわたしは焼き物のプロではないので、例えば一生モノの抹茶茶碗を探されている場合はそこまでお役に立てないかな、とも思ったり…
素敵な絵柄だったり味わいのある焼き物の抹茶茶碗なら、他のネットショップでもいくらでもありますからね。
「おうちで気軽に」がコンセプトなので、抹茶茶碗であれそうじゃない器であれ、コンセプトに合わないものは今もこれからも扱わない予定にしています。
と言いつつ、過去にはひとつだけ抹茶茶碗を扱っていました。
(現在はSold Out)
デザインが和風すぎず、リビングで使うのにぴったりだなと思って少しだけ仕入れて販売していたものです。
また抹茶リビングのコンセプトに合う抹茶茶碗を見つけたら販売できるよう頑張ってみます!
おまけ:選碗サービスのあれこれ
ご存知の方は少ないかもしれませんが、抹茶リビングではひとりひとりにおすすめのお茶碗を紹介する選碗サービスもあります。
詳しくはこちらにも書いていますが、メールでお茶碗を紹介したり、ご自宅にお届けしたりするものです。
このサービスは、そこまで大きな宣伝をせずに始めたのですが、すでに何度かご利用いただきました。
ただこのサービス、これからもずっと続けるかは悩んでいて…
なので、もしも気になる方がいらっしゃれば早めにお申し込みいただければと思います◎
抹茶リビングでは「おうちで気軽に抹茶を楽しむ文化を広める」をビジョンにオリジナルの抹茶やセレクトしたお道具を販売しています。
よかったらチェックしてみてください◎
YouTubeでは、抹茶のある暮らしのようすをアップしています。
こちらもぜひ。