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いつから?何をさせる?料理のお手伝い

子どもが料理に興味を持ち始めたら、ぜひお手伝いを任せてみましょう。
年齢に合わせたお手伝いの範囲や、できることリストをご紹介。子どもの興味と能力を引き出すことで、料理を通じた学びの機会を最大限に活用しましょう。

子どもの年齢別お料理お手伝いガイド

子どもたちがキッチンでの作業を通じて安全に楽しみながら学ぶことができるよう、年齢に応じてステップアップさせることが大切です。子どもの興味と能力を引き出すことで、料理を通じた学びの機会を最大限に活用しましょう。

2歳~3歳: キッチンデビュー

この年齢の子どもたちは、自分で何かをしたいという強い願望を持ち始めます。簡単で危険のない作業から手伝わせてみましょう。
例えば、野菜を洗う、テーブルセッティング、簡単な材料をボウルに入れるなどです。この段階で重要なのは、子どもたちに料理の楽しさを感じさせることです。

[できることリスト]
・野菜や果物を水で洗う
・テーブルセッティング(スプーンやフォークを置く)
・簡単な材料をボウルに加える
・生地やサラダを手で混ぜる

4歳~5歳: 基本のキッチンスキル

この時期の子どもたちは、少し複雑な作業にも挑戦できるようになります。
安全な子ども用の包丁を使って、柔らかい果物や野菜のカットをさせてみるのも良いでしょう。また、簡単な生地をこねたり、形を作ったりさせるのもおススメ。彼らの手指の発達や創造性を育む絶好の機会です。

[できることリスト]
・子ども用の包丁を使って柔らかい食材をカット
・簡単な形のクッキー生地を作る
・卵を割ってボウルに入れる(監督下で)
・測りスプーンを使って材料を計測

6歳~7歳: 料理の基礎への一歩

この年齢の子どもたちは、料理の基本的な手順を理解し始めます。簡単なレシピの読み方や、卵を割る技術、簡単な測定など、少し複雑な調理工程を教えることができます。
この段階では、子どもたちが自分で料理を作る過程を楽しめるよう、簡単な軽食やデザートをできるだけ一人で作らせてみましょう。

[できることリスト]
・簡単なレシピを読ませて、一緒にその通りに作業する
・生地をこねる、型に入れる
・簡単なサンドイッチなどの軽食を自分で作る
・安全な器具を使って野菜や果物を皮むきする

8歳以上: 自立した小さなシェフへ

この年齢になると、子どもたちはかなり一人で料理を楽しむことができます。
複雑なレシピを理解したり、オーブンを使ったり、熱い鍋やフライパンの扱い方など、より高度な料理技術を学ぶことが可能です。この時期は、彼らが自分で一から料理を作れるようになることを目指しましょう。

[できることリスト]
・オーブンの使い方を学ぶ(監督下で)
・熱い鍋やフライパンの扱い方(監督下で)
・複雑なレシピの計画と実行
・食材の買い出しから参加


子ども向け簡単レシピ集

年齢別に分けた、子どもたちが楽しめる簡単レシピを紹介します。

2歳~3歳向け:「フルーツパフェ」の簡単レシピ

[材料]ヨーグルト、バナナ、イチゴ、ブルーベリー、グラノーラ
[作り方]
①バナナとイチゴを洗って、大人が輪切りにします。
②子どもはヨーグルトをカップに入れ、その上にフルーツとグラノーラを重ねます。
③好みに合わせて何重にも重ねて、カラフルなパフェを完成させましょう。

4歳~5歳向け:「野菜の顔のピザ」の楽しいレシピ

[材料]ピザ生地、トマトソース、チーズ、ピーマン、トマト、オリーブ、マッシュルーム
[作り方]
①ピザ生地にトマトソースを塗り、チーズを上に散らします。
②野菜を使って顔を作ります。例えば、マッシュルームのスライスで目、ピーマンのストリップで口、オリーブで鼻など。
③大人がオーブンで焼いてあげたら、「野菜の顔のピザ」の完成です。

6歳~7歳向け:「簡単タコライス」の基本レシピ

[材料]ひき肉、タコシーズニング、レタス、トマト、チーズ、ご飯
[作り方]
①ひき肉を炒め、タコシーズニングで味付けします。
②レタスとトマトは洗って切り、チーズは細かく切ります。
③ご飯の上にタコミート、切った野菜、チーズを乗せたらできあがり。

8歳以上向け:「手作りスシロール」の挑戦レシピ

[材料]すし飯、海苔、きゅうり、アボカド、サーモン(またはお好みの具材)
[作り方]
①きゅうりとアボカドは細長く切り、サーモンは薄くスライスします。
②海苔の上にすし飯を薄く広げ、中央にきゅうり、アボカド、サーモンを並べます。
③海苔を巻き、固くなるように押し固めた後、一口大に切り分けたら完成です。


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