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お片付けを習慣化させる7つのコツ
お子さんにお片付けを習慣化させることは、多くのパパ・ママを悩ませるテーマ。しかし、早いうちから片付けの習慣を身につけることで、お子さん自身が整理整頓の大切さを理解し、成長してからも役立つ力を育むことが可能です。
そんな、お片付けをお子さんたちに無理なく習慣化するための具体的な方法や工夫をご紹介します。
1. 片付けやすい環境を整える
まずは、片付けをしやすい環境を作ることが大切です。
収納場所を明確にする
おもちゃや道具の収納場所を決め、ラベルや写真を使って分かりやすくしておきましょう。たとえば、「積み木は赤い箱」「絵本は本棚の下段」といった具合に、子どもが一目で分かる工夫をします。
手の届く高さに収納を配置
子どもが自分で片付けられるように、収納場所は子どもの身長に合った高さに設定しましょう。手が届かない場所だと、片付けが億劫になります。
2. ルールを一緒に決める
お子さん自身が片付けルールを作ると、主体的に取り組みやすくなります。
「1つ出したら1つ片付ける」ルール
新しいおもちゃを出す前に、使い終わったものを片付けるルールを話し合いましょう。これをゲーム感覚で行うと、楽しく習慣化できます。
ルールの可視化
親子で話し合って決めたルールを紙に書き、イラスト付きで目に見える場所に貼っておくのもおススメ。ルールを忘れにくくなります。
3. 楽しさをプラスする
片付けを「楽しいこと」と感じさせる工夫が重要です。
タイマーを使って「お片付け競争」
タイマーをセットして、「3分以内に全部片付けられるかな?」と競争形式で取り組むと、子どもが楽しく片付けに参加できます。
ご褒美シールでモチベーションアップ
片付けができたらカレンダーにシールを貼るなど、目に見える形で達成感を与えるのも効果的です。一定のシールがたまったら、小さなご褒美を用意しても良いでしょう。
4. 片付けのタイミングを決める
決まった時間に片付けをする習慣をつけると、自然とルーティン化されます。
寝る前に必ず片付ける
「寝る前に部屋をきれいにしてからおやすみする」という流れを作ると、1日の終わりのリセットとして定着しやすくなります。
家族みんなで片付ける時間を設ける
子どもだけでなく、親も一緒に片付けをすると、「みんなでやる」という感覚が芽生え、より積極的になります。
5. 褒める&励ます
お片付けをしたときには、思い切り褒めてあげることが大切です。
努力を認める
「きれいに片付けられてすごいね!」と声をかけることで、子どもが片付けの達成感を感じられます。
失敗しても責めない
うまく片付けられなかったり、途中で飽きてしまった場合でも、「がんばろうとしてくれたね」と肯定的な言葉をかけてあげましょう。
6. 片付けの目的を伝える
なぜ片付けをするのかを子どもに分かりやすく伝えると、片付けの意義を理解しやすくなります。
「きれいなお部屋だと気持ちいいね」
片付けのあとに部屋がスッキリしていることを一緒に確認し、その心地よさを共有します。
「次に使いやすいようにしようね」
おもちゃや道具を探す手間が省けることを説明し、「次に遊ぶときに楽になるよ」と教えましょう。
7. お手本を見せる
親がお手本となり、日常の中で片付ける姿を見せることも重要です。
親が率先して片付ける
子どもは親の行動をよく見ています。親自身が片付けを楽しんで行う姿を見せることで、「片付けは楽しいものだ」と感じやすくなります。
まとめ
お片付けの習慣化には時間がかかる場合もありますが、焦らずにお子さんのペースに合わせて進めていくことが大切です。楽しく、少しずつ取り組むことで、片付けが「やらされるもの」ではなく「自分でやりたいこと」に変わるかもしれません。
ぜひ、家庭で取り入れられる方法を試しながら、お子さんとの片付けタイムを楽しんでください。