子育てしやすい街とは?
子どもができて家族が増える大きな節目。
家をかったりマイホームを立てたり、今後長く住むことになる場所選びは慎重におこないたいですよね。
できれば子供を育てる家族にとって、安全で快適な環境や、教育機関や医療機関が充実していたりすることも選ぶときに重要になってきそうです。
そこで、今どの町が子育てするのに住みやすい町なのかを紹介したいと思います。
共働き子育てしやすい街ランキング
2015年から日経xwoman(クロスウーマン)と日本経済新聞社によって毎年実施される
「共働き子育てしやすい街」2022版(2023.12.23発表)をご紹介します。
この調査は全国165自治体から得た回答を基にしており、基準としては「認可保育所や学童保育」などの施設の充実さ、「少子化対策」、子育て世代への支援など、45項目から採点されたランキングです。
第1位 豊島区(東京都)
第2位 松戸市(千葉県)
第3位 豊橋市(愛知県)
となっています。
豊島区が子育てしやすい理由とは?
子育て支援への取り組み
「豊島区保育の質ガイドライン」独自のガイドラインを作成して、子どもと女性にやさしいまちづくりや子育てと仕事が両立できる環境づくりに力を入れています。現在豊島区では保育施設が充実しており、令和2年度以降連続で待機児童ゼロを達成しています。共働きのパパ・ママにとって保育園に入れられるかは死活問題ですよね。
また、出産応援ギフト(妊娠後の経済的支援)として妊婦1人につき5万円相当のギフトカードの支給や、
子育て応援ギフト(出産後の経済的支援)として新生児1人につき10万円相当ギフトカードの支給がもらえます。妊娠から産後まで、必要なものへの出費が増える時期、とても助かります。
小さなお子様への支援のみならず、小学生が利用する児童クラブも多く設置されています。豊島区には現在小学校が22校ありますが、児童クラブなど小学生の居場所となる施設が22施設も存在し、共働きで帰りが遅くなる家庭にとってはとても助かる施設です。
公園のや交通手段の充実
豊島区にはなんと90ヶ所近い公園が存在しています。都心部なのにこの数はとても多いですよね。豊島区には池袋駅があり、新宿駅までは電車で6分、渋谷駅まで10分ほどでアクセスできるとても便利な立地であるにもかかわらず、とても緑豊かで子どもが遊べる場所がとても充実しています。
子育てしやすい街の特徴
まとめると、子育てしやすい街というのは、街独自に出産・子育てに対する支援を多く取り入れているということが大きなポイントとなります。
かといって、2023年10月に埼玉県が可決一歩手前で阻止された「条例案虐待禁止条例・登下校禁止条例」、ゴミ出しの間だけでも子どもを家にお留守番させるだけで虐待!のような独自の条例はありがた迷惑でしかありませんが。。。その街でどのような出産・育児に対する対策をしているのかは、しっかり把握した上で移り住むべきですね。
合わせて交通手段や公園が充実しているかなどの視点で、子育てしやすい街を選んでみるといいでしょう。皆様がご自身に合った住みやすい街を見つけられますように。