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【癌日記33日目】可能な限り前向きに生きるって思ったきっかけ/ママが「がん」になったとき/子宮体がん・卵巣がん

乳がん・子宮体癌の手術まで1週間と少しになってきた。旅行前の何気ないクリニックの受診で指摘を受けて以来の怒涛の毎日を泣き暮していたけれど、今日は少し前を向けた。きっかけになったのは、なぜ生きるかみたいなことの現実的な自分なりにしっくりくる答えに出会ったから。

ちょっとまわりくどい考えだったんだけれど、書いておこうと思う。

手術して抗がん剤をしても、自分をケアできないという根本原因と向き合わないと解決しないと思った

きっかけは昨日、「わたし、抗がん剤で頑張ったとしても、がんになった自分のメンタルの根本原因と向き合わないかぎり、きっとすぐに再発したり、別のところががんになるな」と思ったこと。

わたしが癌になった根本原因は、不正出血を甘くみたこと。癌まではいかなくても、いつかはこうなるだろうなと確信に近く思っていた。だけれど、家族のケアはできても、自分をメンテナンスしたり、自分を労わったりする心の余裕はなかった。

そしてふと思った。「わたし、娘たちにも私と同じように『頑張ることや頑張り方』しか教えてない。自分を大事にしたりいたわったりメンテナンスしたりすることを教えてない」。

娘たちがわたしと同じ状況になるかもしれないと思うと、ああ。これだ。この問題と向き合うことが、私自身にとってこれからとても大事だって思った。

これまでのようにわたしが一方的にわたしが家族の世話をするのとは違う、私が自分のために変わるのが、娘たちの将来も少し明るくするかもしれない。

猫ってすごいよね。いつも自分をメンテナンスしている

私が鬱鬱と横になっている間、我が家の猫のアイザックは触れ合わないギリギリのところでずっと横になってくれている。

見ていると、アイザックの優先順位はまず食べる事、そして寝る事、そしてメンテナンスすること。

あーこれだなー。と思った。

正直、自分をメンテナンスする方法や自分を大事にする方法がよくわからない。

だけど、まずは自分が気持ちいい空間を作ることをコツコツ始めてみようと思った。

今日は、部活から帰ってきた次女とお茶をした。彼女の13年の中で私とお茶を自宅でゆっくり飲んだのは初めてだと思う。

こういうこともメンテナンスだよね。

このマガジンは私が49歳で卵巣癌と子宮体癌に罹患した日々の自分と家族の記録です。娘(高1)娘(中2)夫&猫の4人と1匹ぐらし。ワーママ。何とか1日でも健康に命をつなぎたいと毎日試行錯誤しています💦

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