芸術教育士ってなあに? 太田さちかのはじめのnote
太田さちかです。
色々やっているように見られるのですが、大きくは「芸術教育士」「ケーキデザイナー」として活動しています。芸術教育士ってなあに?って感じですよね。それを、はじめのnoteでお話できたらなと思います。
芸術とひとえに言っても、自然や自然科学、生きがい、生命の魅力、感受性など広義な意味で捉えています。だから、私としては色々やってるつもりはなくて、芸術を軸に何かを創造するプロセスを子どもたちと一緒にしたり、ケーキという作品を創造したり、お菓子や料理のレシピを創造したり、全ては芸術の原点から生まれてきているものであることはずっと変わっていません。
そして、その芸術の原点から生まれてきたものというのは、芸術へ還っていく。循環していく。それが、これからの理想かなと考えています。
↑こちらは、2019年の記事です。
もう、初期の自分ですね。だけど、子どもたちの感受性に任せて、ゆらりゆらりと物事を創造していくプロセスというのが、とても心地よいと感じていただけると思います。
↑こちらは、NTV「世界一受けたい授業」に出演したときの記事
↑こちらは、NHK「きょうの料理」に出演したときの記事
芸術教育士とは
京都芸術大学大学院 文化デザイン•芸術教育領域 における大学所定の資格ですが、最近では、世界各国で文化芸術教育における人材育成において、いろいろな形で注目をされています。
個人の表現や嗜好としてのアートと捉えるのではなくて、自然や自然科学、生きがい、調和のある空間や環境など、芸術としての領域はさまざまに捉えています。自然、人、モノ、地域に携わりながら、感受性を育む、あるいはその成熟をサポートすること、つまりは、深く心と心のタッチをしていくことと言ったらいいでしょうか。そんなふうに、考えています。
話題のサイエンススイーツ
サイエンススイーツは、子どもたちとお菓子を作っている過程で誕生しました。子どもたちが、「どうしてケーキは膨らむの?」「どうしてシロップを入れるの?」「どうして加熱するの?」「どうしてこの順番なの?」と際限なく聞いてくる。これがスタート。
子どもたちの好奇心いっぱいの疑問に、わかりやすく答えるには?
そう、自然科学、サイエンスのフィルターを通すと、とても分かりやすく楽しく理解できるのだろうなと思ったのです。私たち大人が幼い頃、いろんな図鑑や本を読んで理解したように。
自然科学を捉えながら、素材や変化を意識してお菓子作りをしていく。レシピの裏側にある自然界の摂理を探求できるのが、サイエンススイーツです。
サイエンススイーツをまとめた記事やレシピ本を紹介しました。
子どもと大人のためのアトリエ 「My little days」
My little daysは、キッズクリエイティビティを軸にした、こどもと大人のためのアトリエです。
芸術を軸に、知識や技術だけでなく、私たちが本来備えるべきクリエイティビティ(個性、主体性、感受性、創造、自由な表現)を大切にしています。
自然・自然科学・名画・名作・歴史・伝統といった芸術に触れ、観察眼とボキャブラリーを育みながら、暮らしの中からアプローチをすることで、生活と延長線にある環境や社会との対話、心の豊かさへのサポートを目指します。
難しいこと言ってしまってるようですが、心から優しく楽しめるということですね。いろんなワークショップを展開していて、中でも「サイエンススイーツ」や「名画・名作を食べよう!」「エジプトプロジェクト」などのコンテンツは人気です。
オーダーメイドケーキ 「sachi & cakes」
「sachi & cakes」は、ケーキデザイナーとしての太田さちかがプロデュースする、オリジナルスイーツブランド。ウエディングやパーティー、誕生日ケーキ、スイーツケータリングまで、いろんなテーマとご要望に合わせて、世界にたった1つのストーリーのあるスイーツをお作りしています。
日本でもトレンド入りした「ネイキッドケーキ」や「セミネイキッドケーキ」「パブロバ」「センイルケーキ」など、最先端のトレンドも取り入れています。
レシピ本やインスタグラムでも、お楽しみいただけます。
さいごに
他にも、マーケティングや講演、執筆など、いろんなことをしています。ご相談いただいたり、課題感を共有いただけたら、なんでしょう、ど〜んと面白く捉えて新しくアプローチをしていく形です。私らしく。そして、みなさんと。そうすると、いつも唯一無二の世界観と解決策になるのです。
私だけでなく、みなさんと、というのがとても大切です。
いずれにしても、今の私があるのは、たくさんの出会いや環境、経験があるからです。お一人お一人への感謝を忘れずに、みなさんと一緒に、その中でも私らしさを大切に、研ぎ澄ませた身体感覚である五感で感じながら、毎日毎日を愉しく過ごしていくための芸術をさまざまに発信していけたらと思っています。
読んでくださって、ありがとう!