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子供とピカソ鑑賞2 (SVCを実践した話)

先日の記事で、子供とピカソを鑑賞したときの体験談を書いたのだけど・・・

そこからというもの、

急にアートに目覚めて毎日デッサン!
アートブックをまじまじ見つめることが増えた!


とかいったことはなく・・・


まぁ相変わらずの日常だったのだけど、
あの国立美術館での苦い経験から、
まさか急展開!!

お友達に誘われて、近所のイベントで行われていた「ろうけつ染め」ワークショップへ行った時のこと。

"ろうで描かれた下絵の中を塗る"という作業の体験だったのだけど、

その下絵を前に、筆を握ったかと思うと、

「ぼくはピカソがスゴイと思ったから、ピカソみたいに自由にやる!」

と言い出した!!


あんなに早く出たがってたのに、この筆を握ったタイミングで登場するくらいには印象に残っの?!


と、驚きを隠せない私。


でも、平然を装い、

私「へ〜。〇〇(名前)は、ピカソすごいと思ってたんだ?」

息子「うん。だから僕がいいな、と思ったらピカソみたいに僕もそうする。」

私「お、お〜!完成楽しみにしてるね!」

このやりとりからわかる事。

息子は「ピカソの絵=自由」と捉えたんだね!

本当であれば「どこからそう思うの?」とより深く対話していきたいところだが・・・
(今まさに筆を動かし始めてる・・・。)

これはチャンスを見て近いうちに聞いてみよっ

これが知れただけでも大収穫祭!

VTS(会話型鑑賞法)というメソッドから見た時に、これは大きな一歩と言えるんじゃないかな?


もしかしたら、私か誰かの意見を通しての解釈かも知れないけれど、その中でも「自由」が今の彼にフィットしていることは間違いなんだろう。

そしてその解釈を自分の中で具体的に落とし込んでいる。

あのピカソ展序盤で「正直キツイな」と思った私だったけれど、少しでも本物を感じられて、「ピカソ」という存在を彼なりに捉えてくれて、これ以上の実りはなかったんじゃなかろうか。

この予期せぬアウトプットが子育ての醍醐味とさえ思う。



とは言うものの、オカン目線で先ほどの息子の発言を捉えると、


これはつまり・・・


息子にしてみれば・・・

「ピカソみたいに自由にするからあーだーこーだ言うなし!」


ということなんだろう!!


まぁ、それも良し!


ワークショップの様子
集中して最後まで仕上げてたよ!


アート教育に熱心な私のことだから、
もちろん、自由にやらせてあげたよっ!!


と、
言いたいところだけど、


塗り忘れ指摘したのは、

ほんと私の良くないところ、、、😟

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