5月のエキスパート保育士研修を開催!
5月26日(金)のエキスパート保育士研修は、
「0~2歳の保育展開と帳票の書き方」
新年度に入り、はや2ヶ月が過ぎました。
改めて、『子どもの姿』から指導計画について理解を深めることは重要なことだと考え、今回の研修を実施しました。
参加者の保育士は日々、どのように指導計画を立案しているのか?という問いかけに対し、
「参考書から文章を引っ張ってきています。」
「子どもの姿も見てはいるけど、環境構成や保育士の配慮や留意事項は安全面と準備物をメインに書いています。」等々。。。
安全面や配慮、留意事項を記入するのは問題ありませんが、そもそも、
現状の『子どもの姿』と中長期的に育ちや学びを捉えずして指導計画は成り立たちません。
指導計画に縛られすぎると、保育の自由度が損なわれかねない、柔軟な対応ができない等、言っている保育士もいますが、
計画に縛られすぎるという観点を先ずは柔らかく解きほぐすことが重要です。
とは言え、指導計画には保育所保育指針の考え(理論)を十分に理解することは今後の指導計画がズレてしまったり、軌道修正する際に重要になってきます。
先ずは、指導計画を書いていく上で、
「育みたい資質・能力」
「3つの視点」
「5領域」
「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」
の繋がりを分かりやすく紐解き、我々保育士は、子どもの教育に求められている内容を理解したうえで、計画をベースに柔軟な対応を実践していくことを、解説するとともに、、、、
解説だけでは終わらず、
今回は初めての試みとして、「オンラインワーク」を実施!
このオンラインワーク、城本も初めての試みですが、参加した保育士が真剣そのもの、子どもの姿を思い出しながら、月案、週案、自己評価や反省をぶっつけ本番で完成させていく!!
気が付けば、90分の研修は120分になり、みんな真剣そのもの。
参加者全員で月案、週案の空欄を埋めていく。。。
子どもの姿は毎日観察していても、子どもの姿を想像し、
育みたい資質・能力をベースに「ねらい」を立てていく
環境構成や配慮などをアクティブラーニングの手法をベースに文章にしていかなければならない
自己評価では子どもの育ちや学びが連続性をもたせ、次の週案や月案、年カリへ繋げていく
これらを意識しながらトライしていきました。
毎日、子どもの姿は観察し指導計画は立案しているものの、いざ、保育所指針と子どもの姿を照らし合わせ、文章表現も整えていくと、自分たちの保育に慣れの部分やパターン化された内容があることに気が付いてきました。
保育士は十人十色の子どもたちと毎日接しており、且つ、集団生活を運営しなければなりません。
そんな総合力や柔軟さが求められる保育士。。。
指導計画通りに行かないことも重々承知です。
しかし、基礎をしっかり学び体得することで更に自分自身の思考力を働かせた際に保育実践にブラッシュアップすることが可能になります。
保育士の仕事の中で”苦手”とされる「帳票類」
子どもの姿から指導計画を作る、参考書はあくまで参考書。
保育士自身が指導計画を主体的に立案し、実践、子どもの育ちへ繋げていくことを楽しめるよう、これからもサポートしていきたいと思います。
~さて、、、ありがたいことに~
実は、今回この研修を受講した保育士より、再受講したい!
今回受講されなかった保育士からも研修のリクエストが多数寄せられています。
これを受けまして、今後、毎月定期的に2~3名様に向けて研修を開催することにいたしました!
既にお申込み頂いているので、今後、帳票の書き方について学びたい方は2か月程お待ちいただくことになりますが、ご連絡いただければ幸いです。
ご連絡については、SFPのHP、公式lineアカウント、Facebook等のお問い合わせフォーム、チャット、メッセージでお待ちしておりますm(__)m
☆城本有理☆
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