賢いってどういうこと?
「賢いってどういうこと?」
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「賢い」とはあいまいな言葉ですね。「賢さ」とは何でしょうか?「学力」の高さ? それとも「地頭」の良さ? もしくは、「IQ」とイコールなのでしょうか?
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「賢さ」を決定づけるものは、何をどれくらい知っているかではなく……、
①思考
独自の視点をもっているかどうか。
②傾聴
空気を読むのではなく、状況を理解しているかどうか。
③関連づけ
熟考型で様々な角度から考え続け、より深い理解を目指せるかどうか。
④協働
学びとの出会いの中で、過去の知識と新しい知識を繋ぎ合わせられるかどうか。
⑤学習の「質」
物事をただ受け入れるのではなく、純粋な好奇心から「なぜ?」と向き合えるかどうか。
この5つの特徴を身につけているかどうか、まさしくそれはテストの点数とは違う部分にあることがわかると思います。決して勉強ができたり、記憶力が良かったり…ではないですよね!
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*感じる力
*考える力
*直感力
*知識
この4つが、上手に機能しあって初めてその力がアップします。そしてそこには「自分からやる」という気持ちが大前提!それぞれの過程で何をどう考えたかが重要です。
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そしてその土台になる大切なことは聞く姿勢です。
素直な耳、学べる耳を持っていますか?静かな心の持ち主は良い耳を持っています。素直な耳と学べる耳を使って自分の意志で動けるフットワークの軽い子供であって欲しいですね。
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賢い人は洞察力が鋭く、物事の本質を素早く把握できます。頭の回転が速く理解力に優れた人=「地頭がいい」と言って良いのかもしれません!
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目先の点数にばかり気を取らわれず、子供達が何にこだわり、何をして、何が好きで、どのように追求できたか…、遊びの中でもこんなことを気にしつつ地頭を鍛えていって欲しいです。遊びの中に宝ありです!
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賢さは、勉強をして身につけるものではなく、その人が本来持っている「考える力」がベースになっているのだと強く感じます。
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これからはAIが競争相手となる社会です。何を高める必要があるのかを考える必要がありそうです!かつての「賢さ」は、ミスを極限まで減らして良い成績をとることでしたが、ミスをしないという意味での「賢さ」において、人間はAIには勝てませんね。その為にもいかに好奇心を育てるか〜なんです!
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「質」すなわち「どれくらい深く考えられるか」が、「賢さ」の尺度だと思います。
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子供の「賢さ」は、大人が意図的に育てようとするほど、むしろ伸びにくくなってしまうものです。大切なのは、子供の小さな気づきに寄り添い、のびのびと考えられる環境をつくることです。
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そのために親ができる3つのポイントは…、
❶子供の「違和感」に寄り添うこと。
子供なりの「なぜ?」を否定せず、むしろその気づきを認めて褒めること。たとえ大人から見ると筋違いなことでも、彼らの思考の芽を育てるチャンスだと考えて下さい。その小さな「違和感」こそが、やがて創造性や探究心に繋がっていくはずです。
❷本人が自分で考えるプロセスを大切にすること。
たとえ「正解」にたどり着かなくても、考える過程で気づきや学びがあれば、それは十分価値のあることなんです。彼らの柔軟な発想を認めることで、思考の幅は着実に広がります。
❸「夢中になれる時間」を確保すること。
スケジュールに追われるような忙しさではなく、「ただボーッとする時間」「じっくり考える時間」「夢中になれる時間」を確保することが、思考力を育てる重要な土台となります。
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本当に大切なのは、その子なりの考えや気づきです。子供らしい純粋な疑問や考察のほうが、その子の知的な成長を物語っています。なぜって、これらの問いかけは、実際に子供達が目にしたことや、体験したことから生まれた「自分ごと」としての思考だからです。
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これからの時代に必要な「賢さ」とは…知識を詰め込み、テストで高得点をとることもひとつですが、本当に必要なのは自分で考え、気づき、新しいものを生み出していく力ではないでしょうか。
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子供達の素直な疑問や、大人の予想を超えた発想にこそ、未来に繋がる「賢さ」の芽が隠れているのかもしれません。その芽を見逃さず大切に育んでいくことこそが、その子らしい「賢さ」を伸ばしていくのだと思います。知識を暗記するのではなく、自分の頭で考えようとする姿勢のほうが、はるかに価値があるのかもしれませんよ。
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子供達はいつでも唯一無二の存在です。彼らははいつでも今がパーフェクト。早い遅いは大人が付けた評価であって、評価するという見方は大人に染み込んでいる駄目な習慣です。それでは人生がもったいないですね!人すべてが素晴らしい存在だと尊ぶことへ意識を向けてみると、きっと良いことに繋がるかもしれません!
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