日記
2023.7.7(金)
ただの小売店の店主の日記。備忘録。
猛暑の七夕。風もそこそこある日
途切れても続けないよりはマシということで、今日も記録。
自宅の食洗機のエラーに電話対応をしながら坂道を上り、お店に到着したのは開店時間5分前。シャッターを開けていると、隣のお店でお買い物を終えられたお二人連れ様が出てこられて、
「あ、開いちゃったよ~」という声が聞こえてくる。
開いちゃだめでしたか~?と思いながら「こんにちは」と声をかけると、
「入っていいですか?」とのことで、以前もお見かけした穏やかな方々にご来店いただく。生地を選びながら種明かしをしてくださって、
「早々にマティス展に行く途中で寄らないつもりだったんですけど、開いちゃった。全然美術館にたどりつかない!」とのこと。隣のstudio2525さん、足止めをしてくださってありがとうございます。タイの素敵な商品が並んでいるので私もプレゼントの時など利用させていただいている、微笑みの国タイの可愛い店主の笑顔に癒されるお店。あの笑顔は見習わないとな。
ハイヒールが並んだデザインのゴブラン織りを見ながら、バッグを作るのにいいかも、紙袋のように立体にしてコバステッチでカチっとしてもいいし、ストレートに使ってもいいよね~とワイワイ。紙袋っぽくするなら赤の革取っ手でも可愛いかもですね~♡と私もワイワイに参加させていただく。その他ミシン・はさみ・エフェル塔のチャームも選んでいただき、フキンがとっても可愛いけど、あ~可愛い、可愛い・・・うーん、テレビのところにかけたいけど一度お家に帰ってサイズを確認します!とおっしゃられたので、オンラインショップのカードをお渡ししつつ、マティス展へ送り出し。美術館の前後についでに思い出してもらうのが嬉しい。
ジャカード織りのミニバッグを持って現れたお母さん。この生地でクッションカバーとかたくさん。明るい色5色くらい買ったのよ~^^余り生地でなんとかこのミニバッグができて、中身が重いからバッグは布で軽いのが一番よね、と。そうなんですよね。私も最近は布か台湾のプラ市場バッグか、みたいな感じで、革のバッグにPCと書類をつめこんで歩く夫は最早、筋トレにしか見えません。
合間にチラホラと通りすがりの方からフランス語が聞こえてきたりもしつつ、だいぶ昔にご来店いただいたお客様がお連れ様といらっしゃって、蜂の生地の話に。蜂はヨーロッパでは幸せの象徴なんですよね、なんて話もしつつ、6月から急に久しぶりと言う方が本当に増えて、名前は知らないけど見覚えのあるお顔の方々にまた会えるのは本当に嬉しいものです。何より、作ったものを見せていただくのが一番の楽しみなので、今日も良い一日でした。