自分の得意の解像度をあげていこう! 2024.09.07
ジブン株式会社ビジネススクールのお題
今回は、弱者の戦略の続きで、自分にとってのキャリアにおけるピンホールマーケティングです。
○キャリアにおけるピンホールマーケティングとは
ピンボールマーケティング
針に糸を通す穴のように、小さな絞り込んだマーケットを狙う戦略。大手などの強者は大きな利益を上げるべく、組織的に大きな市場を狙う。弱者は強者と同じ戦略は取らずに、絞り込んだ小さなマーケットを狙うと良い。それも属人的な営業が出来るところを狙う。全国に知り合いがいたり、深い知識がある分野など。これがピンホールマーケティングである。
この考え方はキャリア戦略にも有効。
みんなが競っているようなマーケットは目指さない。自分の特性が活かせる属人的分野で、需要が供給を上回っているニッチな分野がどこか探す。「人と同じ」という発想を捨てて、常に「人と違う」ことを意識し続けることで、キャリアにおけるピンホールマーケティングがはまりやすくなる。
○私にとっての強みを活かせる分野とは?
まずは、私にとって、属人的に強みを活かせる分野とは?
私は新卒で今の組織に入ってから17年目になります。その間、2年ほど別の組織に出向していた時期がありましたが、9ヶ所の所属を経験してきました。
その中でも、内部管理、全体調整に関する業務を担当する期間が半分を超えています。組織の内部で意見を通すための作法、勘所、円滑なコミュニケーションなどが特技です。
このまま組織の中で生きていこうと思えば、「内部調整の達人」といった領域になるのでしょうが、達人の先輩方を見ていると、残業を苦とせず、飲みニケーション大好きといった方々が多く、ちょっと目指せる気がしていません。
内部管理に特化せず、内部管理のイロハを抑えているからこそ活きる第一線での動き方を模索するのもありかなと思っています。
また、組織外に出るということも選択肢と考えた場合、組織内で通用する管理、調整能力がどのようにして活かせるか、全くの未知数です。切り口を変えると需要があるのか、全く使い物にならないのかわかりません。これは、木下さんと大河内さんの対談でおっしゃられたとおり、リクルーティング会社に登録してリサーチしてみる必要がありますね。
それから、私生活まで考えると、3人の子育てをしていて、末っ子はダウン症です。noteではダウン症の子を育てて気がつくことなどを発信しています。これがキャリアとどのように関わらすことができるのかわかりませんが、1つの視点だと思います。引き続き、発信を続けたいと思います。
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○解像度を上げる
自分にとってのピンホールマーケティングとは、強みを活かせる分野を考えてみましたが、解像度が荒すぎますね。残念ながら「私の生きる道はこれだ!」というところまで行き着きませんでした。目の前のタスクに一生懸命になるばかりで、俯瞰的に観ていないことが良くわかりました。これに気づいただけでも良しとすることにします。
それから、やってきた仕事で積み上げたスキルも大切ですが、これからの社会では自分にとって何が好きかも同じくらい、それ以上に大切だと思います。やっぱり、好きじゃないと夢中になれませんよね。夢中になれないと得意になれませんよね。
今回考えたことを基にして、自分にとってのピンホールマーケティング、属人的な強みとは?、それを活かせる分野とは?、自分がすきなことは?というフックを日々意識して生活し、解像度を上げていきたいと思います。
あと、「人と違う」という視点も強く意識していきたいです。