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【開催レポ】場づくりカレッジ第1講「ファシリテーターへのいざないと地図づくり」

みなさん、PFLabの木戸(きどっち)です。
先日開催した、「ファシリテーションってどこで、どうやって学べばいいの?」という問いの答えとして企画しました「場づくりカレッジ2022」の第1講を無事開催しました。

・第1講ではどんなことやったの?
・そもそもファシリテーションの地図って何?どんなの?

みたいなことを簡単にまとめてみたいと思います。
(いつも通り、えいや〜!!で書いたので読みにくいレポートとなっていること、お許しください。)


● 第1講でどんなことやったの?

◯ アクティブ・ブック・ダイアローグを使って7冊の本から学ぶ

場とつながりラボhome's viとPFLabが共催したからこそ生まれた第1講!
PFLabと賢州さんとタッグを組んで開催してきた2日間の「積読消化合宿」をベースに企画しています。

どんなことをしたかというと、

  • 2日間で4〜6冊程度の本をみんなで読む

  • 読み方はアクティブ・ブック・ダイアローグ(以下、ABD)で実施

  • みんなで読んでプレゼンするから記憶に定着する

  • 対話をするから理解が深まる

  • 今後も学ぶ仲間たちと出会える

  • 一人じゃ読み切れない(読解しきれない)本を消化できる

という2日間の合宿形式の第1講です。
以下、ABDについて詳しく知りたい方はABD協会のサイトを見てみてください。(無料マニュアルもダウンロードできます)


◯ 今回読んで本はなんと7冊!

ABDをやったことがある方はご存知だと思いますが、本のページ数や文字量、一緒にABDをする人数にもよりますが、1冊の本にかかる時間はだいたい3時間程度だと思います。

当初は、4冊くらい出来たらちょうど良さそうと考えていましたが、結果終わってみると7冊もABDをしました。
そのラインナップは以下の7冊です。

おおよその流れとしては、

①ファシリテーションの全体像を掴む
(堀さん、中野民夫さんの両面から)

②Beingをアップデートする
(NVCとパーカー・パーマー)

③集合知を活かせるファシリテーションを学ぶ
(U理論)
というような流れでしょうか。

これも、17名(PFLabメンバー含む)という人数だからできたと言っても過言ではないでしょう。

● 2日間で生まれたファシリテーションの全体地図

今回のABDの前半は、単発の場を想定したDoingやHowに関する書籍から学びはじめました。(地図の左上)

単発の場でのDoingのファシリテーションを学んでいくと「これ全部やるのがファシリテーターなの?スーパーマンじゃないとできないじゃん!汗」という感想を持つ参加者も少なくありません。
(実際、僕も完璧に記憶してやっているかというとそうでもなかったりします)

そこから、適応課題にも対応していくファシリテーションとして「生命体」としての世界観を知ろう、ということでファシリテーターとしてのあり方やBeingを学んでいきます(地図の左らへん)

実際は、ファシリテーターとしてのあり方をベースに持ちながら、色んな手法やツールも駆使しているように思います。

2日目に賢州さんが板書した地図

この地図は2日間を通して生成的に出来上がった地図です。
これからどんどん加筆され、修正していくものになるでしょう。

参加者のみなさんにとっても、本の著者からの叡智を紡いでいき、途中には賢州さんからレクチャーを受けながら全体像を把握していきます。


● 今後の場づくりカレッジ2022

今回の場づくりカレッジは全部で4講!
6月11日からスタートした第1講を皮切りに、偶然にも6週間の間隔で開催します。

次回の第2講は「見える化・ファシリテーショングラフィック」です。

4つの講座テーマ

先日の場づくりトーーークより、賢州さんが第2講のことを以下のように語っています。

  • ファシリテーターで勿体ないのが、根本的に正しく人の話を受け取ることができずに、右脳を扱うファシリテーション(レゴシリアスプレイやNVCなどの感情や身体などを扱うもの)にいっちゃっている人が多い

  • しかし、話している人の話を正しく受け取ることができないと信頼されないことがある

  • 情報を正しく受け取って、それを可視化するということがファシリテーションの肝

  • 絵がうまい人がやると思われがちだけど、ファシリテーションスキルを身につける上でファシリテーショングラフィックをやることはかなりいい(ファシリテーターとして成長できる)

  • 僕も以前はファシリテーショングラフィックをずっとやっていた

  • 今回は若手の中ですごく活躍している石橋さん(ハルくん)が講師。いよいよ独立したタイミングだったの絶対いいな!と思って第2講の講師になってもらった


すでの10名以上の方の参加が決まっている第2講。
20名定員で募集しています。気になる方は、以下のPeatixページをご覧ください!

●第2講の開催概要
日時:2022年7月23(土)-24日(日)
場所:キャンパスプラザ京都(京都駅前)
定員:20名(すでに10名以上の参加が決まっています)
価格:一般チケットとNPO・教職員・学生チケットで異なります
(詳しくは、Peatixページをご参照ください)


●その他、3講以降も気になる方はこちらから!


noteを書いた人:木戸(きどっち)
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