落合博満さんのバッティング理論が、言い得て妙だった話
こんにちは。木戸(https://twitter.com/hello_kidotti)です。
僕は、プロフィールでも少し書いているのですがプロ野球が大好きです。
正確にいうと野球界全体が好きなんですが、細かいところは省略します…
ある時YouTubeを見ていたら、落合博満さんが出ている番組のワンシーンが流れてきました。
その番組では、オリックスバッファローズの吉田正尚選手が落合博満さんにバッティングに関する質問をして、スタジオの落合さんが答えるというものでした。
落合博満さんの話は、どんな分野でも、どんな仕事や遊びでも言えることだな〜とめちゃめちゃ関心したので、noteに書こうと思います。
1 落合博満さんってどんな人?
野球好きの方はもちろんご存知だと思いますが、知らないよ!という方にも簡単にご紹介します。
・1979年から1998年が現役
・日本のプロ野球で歴代唯一の三度の三冠王(本塁打、打点、打率が1番)
・プロ野球選手で初の年俸1億円を超え
・中日ドラゴンズでの監督時代は、全ての年でAクラス(3位以上)、4度のリーグ優勝、日本一も1度
とにかくレジェンド級の選手でした。
監督としても結果残しまくりですね
現役時代の詳しい成績が気になる方はこちらをどうぞ(笑)
2 オリックスバッファローズ吉田正尚選手からの質問
番組内では、オリックスバッファローズの吉田正尚選手(彼もリーグを代表する強打者です)が、落合博満さんに次のような質問をします。
毎年バッティングに関して試行錯誤している吉田正尚選手。
レジェンドの落合博満さんがどのようにバッティングを考えているのか?
もし正解のようなものにたどり着いていたら、どんな理論なのか?
そのあたりを聞きたかったようですね。
3 落合博満さんのバッティング理論
そんな落合博満さんの答えはこちらです。
なんと!!!
言われてみれば当たり前のように感じると思いますが、
「答えはありません」
「オレもわからない」
という回答です。
しかし、ここで終わらないのが落合博満さん!
続きがあります。
「これをやったら絶対ダメだよ、というのはある」
「でもこれをしなければ打てませんよ というのはない」
アドバイスを求めている側の気持ちになると、なんだか少しもどかしい気持ちになるような落合博満さんからの回答ですね。
しかし、かなり深いことをおっしゃっているな〜と感じます。
4 バッティング理論を他の分野で考えてみると
これを他の分野で応用して考えてみることにします。
(そういう風に考えるのが好きなんです。)
〇〇〇〇に、その分野のなにかを当てはめて考えてみるとどうでしょう?
・ティール組織に正解はない。
しかし、これをやっては絶対いけないという不正解はある。
・営業に正解はない。
しかし、これをやっては絶対いけないという不正解はある。
・料理に正解はない。
しかし、これをやっては絶対いけないという不正解はある。
・ファッションに正解はない。
しかし、これをやっては絶対いけないという不正解はある。
・子育てに正解はない。
しかし、これをやっては絶対いけないという不正解はある。
・人生に正解はない。
しかし、これをやっては絶対いけないという不正解はある。
質問するとき、アドバイスをしてもらいたいとき、ついつい答えを知りたくなって「正解」を教えてほしい気持ちになります。
しかし、教えてもらえるとしても、これはしちゃダメだよ!という「不正解」しか教えてもらうこと(教えること)はできないのです。
番組では、このあと落合博満さんは「自分の身体にあったフォームが大事」と言っていたのですが、自分にあったものを試行錯誤してみることが大事なんでしょうね。
人生は野球のバッティングのようなもの。理論も大事だし、アーティストみたいな感覚も大事。
正解を探すのではなく、絶対ダメ!を覚えていきながら、自分にあったものを探し続けていきましょう。
このnoteを書いた人:木戸(https://twitter.com/hello_kidotti)
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