心の繋がり、心の拠り所って人の大部分を占める
私が今の店で働き始めて5ヶ月が経つ。
5ヶ月なんて日本にいればしれているのかもしれない。
学生の頃は2年、2年と違う店で働き続けたが、ここまでの寂しい感情は生まれたことがなかった。
きっとそれは簡単に会えると心のどこかで思っているからだろうか。
大事で大好きな人たち、私が働き始めたときから毎日のように顔お合わしてはバカなことを言っていた大事な仲間が旅立っていった。
私にとっては、拙い英語で話していたメンバーだからか、それでも優しくしてくれたメンバーだからか寂しさで涙が何度も出そうになる。
モチベーションもどうやって保てばいいのか、毎度のことながらわからなくなる。
人との距離と信頼は、どれだけ話したかが鍵となる。
そして過ごした時間がその次で、私にとっての毎日と5ヶ月は思っているよりも長かったのかもしれない。
もちろん、初めは会話をすることもままならなかったので話すことも少なく、同じ場所で働くスタッフでしかなかった。
どちらかというと、自分の英語の自信のなさもあって、少し近づきずらさもあった。(これに至っては私の勝手な思いで反省)
それなのにいつからだろう、少し会話ができるようになってからすごく構ってくれるようになった。
私の下手な英語も頑張って聞き取って色んな話をした。
私が困った時にはすぐに助けてくれた。
私が気になったことを聞いたら優しく教えてくれた。
どうしてだろうか。
今でさえ、この文章を書きながら涙が止まらない。
私もニュージーランドという土地でずっと過ごせるわけでは無い。
出会いと別れがあるってわかって言い聞かせているのに、やっぱり大好きになった人たちが離れていくのは寂しい。
恋愛とかでなくても、やっぱり仲間だと思える人たちは自分の心の拠り所であって、かけがえのない人たちなのだ。
正直、今の自分の中でどこに心の拠り所を置けばいいのかわからなくて、もちろん、今いるメンバーも大好きだ。
けれど、過去に自分が頑張って崖を這い上っている時に手を差し伸べてくれた人たちの存在を捨てることもできなくて、過去にすがってしまうのが現状だ。
結局のところ、時間には限りがいつかやってきて、その時間が出会いと別れを与えて人を強くしていくんだなと思う。
そして、今の心の持ちようも時間が解決してくれるのだろう。
ことが起こって、頭の整理がつかないまま過去にすがりがちであるけれど、今の私にも向き合わなければならない課題はたくさんある。
過去に作り上げてきてくれた仲間たちの成果や想いを引き継げるように。
次に出会った時には、また笑って、くだらない話でもできたらいいな。
いつの日かはわからないけれど、ニュージーランドという大好きな土地にいる限りは出会えるのだから。
このワーホリが終わる頃にはどんな気持ちなのだろうか。
明日でちょうど半年が経過する。
残り半年と折り返しと、区切りがいい時期の別れかもしれない。
色んな感情とともに、夜を迎え、明日に備えよう。
そして、混沌とした心を落ち着かせよう。
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