エスカレーターと階段の駆け上がり
お金がものを言う世界というのは全世界共通のことなのだと痛感する。
お金はある意味権力になり得て、偽をも作り出してしまう。
それはまるで、休憩しながらも全直で階段を駆け上がる私たちを横目にエスカレーターで私たちを眺めながら先を進むかのようになることも。
生まれ育った環境や状況はあれど、それを自分の中に落とし込んで受け入れるしかない瞬間は必ずある。
私も”人生はエンターテイメント”と定義している。
そもそもな話、人は幸せだけを感じていると何からが幸せになるのだろうかという疑問に行き着く。
そう考えている時点で幸せではないのではないかという考えはさておいて、”感情”という結晶石を神から授けられた私たち自身はどのようにそれを扱えばいいのか。
答えは簡単で、難しいけれどそれに支配されないことなのではないかと思う。
何か1つの感情に侵されてしまうと精神の制御ができなくなるし、そもそもの感情を感じることすらなくなってしまう。
もちろん辛いことがいいとは思わないけれど、辛いことがあるからこそ喜びを倍以上に感じることができるのではないだろうか。
エスカレーターで駆け上がった時の淡白な反応と、階段で駆け上がって辛かった思いからの頂上は最高の景色になるはず。登山も私にとってその中の1つ。
何事も1つに目を向けるのではなく、大きくみて今を頑張るしかない。
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