金剛寺観音堂(奥州三十三観音第3番札所)
第3番札所である金剛寺観音堂は第1、2番札所と同じく宮城県名取市にあります。別名、川上観音堂と称し、境内には地区の集会所「川上地区生活センター」が隣接しています。
車は川上地区生活センター前の広場に停めました。
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まずは観音堂にお参りし、その後付近を散策します。
宝暦年間に奉納された鐘楼があり、往時の隆盛ぶりを偲ばせてくれます(写真は撮り忘れました)。
お堂の近くには、草に埋もれている石碑がありました。もっと近づきたかったのですが、蜂の巣があるのかブンブン聞こえてきたので近づくのを諦めました。
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金剛寺観音堂の本尊である十一面観世音菩薩は、2m余りの木造で、慈覚大師円仁の作と伝わります。
元々の別当寺は金剛寺ですが、現在は無住寺で文献もなく、由緒等は不明です。
現在の別当寺は金剛寺の本寺である新宮寺で、観音堂で参拝を終えた後、新宮寺で御朱印をいただきました。
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新宮寺も広い駐車場が整備されています。
新宮寺は、安永2(1773)年に天台宗から真言宗智山派に改宗、大聖不動明王を本尊としています。
大同(806~809)の年号が記された一切経が伝わり、国指定重要文化財に指定され、耐火収蔵庫に収められています。
【ご詠歌】のちのよを たのめやたのめ もろひとを すぐにみちびく のりのおしえぞ
【宗派】真言宗智山派
【本尊】十一面観世音菩薩(新宮寺…大聖不動明王)
【住所】
新宮寺/宮城県名取市高舘熊野堂岩口中35
川上観音堂/宮城県名取市高舘川上字八反56