今回は私なりの読書のコツを書いてみる。 まず最大のポイントは「多読術」を採用している点だ。 1冊1冊を深く、じっくり読まずに、1冊ごとにかいつまんで、半分ほど読めば良しとしている。 そのかわり、似たようなジャンルの本を何冊も読むようにしている。 つまり、「数をこなすこと」を重要視しているのだ。 そうすることで、1冊の全てのページから情報を得ようとせずとも、複数の本からトータルで質の高い情報を手に入れることができる。 また、このスタイルを取るのは「パレートの法則」が
信用と信頼とは似て非なるものである。 それでいて、その具体的な違いについて考えることは少ない。 それらについて改めて考えたとき、両者にはどんな違いがあるだろうか。 まず、「信用」とは「間接的な評価」であり、「信頼」とは「直接的な評価」だという違いがあると思う。 「信用」とは、第三者的な評価のもと、「たぶん信じることができそう」という意味合いが強い。 例えば、「このサービスは有名な企業が提供しているから信用できる」というような場合、それは私たちとサービス提供者の間に直接
AIの進化が引き起こす変化に関する議論は多岐にわたる。 数多くのサービスや職種が消滅するとの見方もあるが、一番の問題は、将来を悲観し、何も行動しないことである。 たしかに、今やっていることや、これから始めることが、いつかAIに取って代わられるかもしれない。 しかし、その未来は自体はまだ決定してなく、不確かな未来について悲観したり、その備えに時間を費やすことは、時間の無駄になる可能性が高い。 実際、その未来はまだ決まっておらず、不確かな未来について悲観したり、その備えに
あなたの周りに、「この人は自分のことばかり考えているなぁ」と感じる人はいませんか? その人物に対してのモヤモヤとした感情にどう対処したら良いか、私なりの考えを書いてみたいと思います。 自分自身に集中し、解釈をコントロールする個人的には、その「自分のことばかり考えている人」の存在を意識から除外することが大切だと感じています。 ある意味、自分自身も「自分のことばかりを考える」状態を作り出す感じです。 もちろん、この場合は周囲の人を蔑ろにする意味ではなく、「自分自身に集中する
今年に入ってさらにAIの進化が激しくなり、その中心にいるChatGPTに至っては、ほとんどの人間よりも豊富な知識を持つようになりました。 そういったAIの進化によって、人間の知識労働が奪われ、多くの人の職が失われてしまうのではないか、というニュースや意見を多く見かけるようになりました。 そんな時代にあって、仕事を奪われないでいるためにはどうしたら良いのでしょうか? それは「AIをたくさん使うこと」です。 AIやロボットの基本的な役割は「人間の力を引き出す」ことであり、
あなたは今やりたいことに取り組めていますか? もしそうでないなら、この記事を通じて、 少しでも安心してもらえたり、目の前の行動に繋がれば幸いです。 1. やりたいことがなくても大丈夫まず最初に伝えたいのは、「やりたいことが見つかっていないのは、決して悪いことではない」ということです。 なぜなら、逆にいえば「これから何を始めても良い」とも言えるからです。 極端な話、30歳になるまで、40歳、50歳になるまで、やりたいことが見つからなくとも焦る必要はないと思います。 ちな
現代では次々と新しいものが生まれ、AIやテクノロジーの影響により、世の中の変わるスピードは加速し続けています。 そんな時代を生きていくのはとても大変なことですよね。 特に大学生や高校生の皆さんは、自分の人生をどうデザインしていくかを具体的に考える時期に入ってきているかと思います。 そんな皆さんに、これからの新時代で活躍するために必要な2つのスキルについてご紹介していきたいと思います。 1. ChatGPTChatGPTとは ご存じの方も多いかとは思いますが、ChatG
経営を始めて3年弱、経営者としての私はまだまだ未熟でしかありませんが、経営を学ぶにあたって「東洋の帝王学を学ぶ」ことに重きを置いています。 というのも、シリコンバレーの経営論など、近代の経営関連書籍では、かなり「具体的な状況や手段」に寄った話が多いように感じているためです。 もちろん、参考になることは多いのですが、個別具体的な話が(比較的)多く、ある意味その全てを覚え、適宜そのシーンでその知識を使用できなくてはならず、よっぽど記憶力の良い人物でないと、その知識を使いこなす
「いまあるものを活かしながら手直ししていく方法だと2年かかります。いちから作り直していいのであれば、半年でやります」 「プログラマーはノーと言ってはいけないんです」 といった言葉で有名な任天堂社長、岩田聡さんは、優秀なことはもちろん、 とてもまわりのことを考える優しい人だったようだ。 岩田さんが『MOTHER2』を立て直したときに、まず最初にゲームを直すツールをつくったという。 岩田さんは自分にしかできないやり方で危機を救うんじゃなくて、誰もがゲームの中身に触れられ
「お客様の笑顔のために大切な3つのこと」 1つ目は「お客様をびっくりさせようと思わなくてはいけない」ということ。 お客様が欲しいと思っているものをお客様が想像もしない形で提供する。 2つ目は「お客様の声は重要だが、その一枚上手をいこうとする」思考習慣を持つということです。 お客様はまだ見たことがないもの、体験したことがないものを求めているからです。 お客様の要望とはここにあるのです。 3つ目は「提供者である自分たちが、本当にいいと思うもの、本当にいいお店だと思うものを作
以下、抜き書きと ||コメント||です。 --- 宮本(茂)さんって、ダメ出しをしながらも、素材を無駄にしない工夫というのはすごいですよね。 宮本さんは「素材を捨てたらもったいない」というところが徹底している。 そこで使えなくなった素材があってもちゃんと覚えていて、別のところでつかうことを提案してきてくれたりしますよね。 宮本さんって、相手から「できない理由」があがってきたら、逆にどうしたらできるかを相手を逆さにして吐き出させた上で、それができる条件を整えていきますか
経営者とは、「成果を上げる人」である。 経営者に必要なのは、 - 変革する力 - 儲ける力 - チームを作る力 - 理想を追求する力 の4つである。 とにかく「世界一のもの」を目指す。 || これを具体化していくことが重要そうだ || 「本物だけが世界を貫く」 「すぐやる、必ずやる、できるまでやる」 永守重信 日本電産社長 最高の商売とは、一つの完成された商品だけで大量に売れるような商売である。 お客様は、自信のないものを見抜く力を持っている。 || やはり、
人が成長するためには、勉強やトレーニングなど、様々な方法が考えられる。 だが実際のところ、本当の意味で成長するには「あること」を避けては通れない。 そして、それは多くの人にとっては「できる限り避けたいこと」である。 それは何か。 今、大変な思いをしている方には朗報だ。 その正体は「困難」である。 つまり、「困難だけが人を成長させる」のだ。 考えてみれば簡単な理屈である。 それは重いダンベルを持つのと同じだ。 軽いダンベルを持ち上げても筋肉は増えない。 した
今まで人に何か教わったことはほとんどなく、がむしゃらに、自分の力だけで様々なことを身に着けてきた。 目の前の仕事が未体験だったとしても、誰にも頼らず、自分で調べて、解決に1週間を潰そうが乗り越えてきた。 (もちろん間接的に一緒に働いた人たちから、多くのことを”見て”学ばせていただいたのは事実である) それでも、私自身、人にものを教える立場になって気づいたことは、まずは「一番良い型(フォーム)を最短で身につける」ことが、その後の上達の速度に大きく影響するということだ。 こ
もしあなたが今、逆境に立たされているなら、それはとても正しい生き方なのかもしれない。 というのも、物体は運動する際に「摩擦」と呼ばれる、進行方向と反対の力を受けるからだ。 人の生命活動はある種の「運動」であり、目の前に現れる困難や逆境は、生命に対してまさに「摩擦」と言える。 速度、運動量が大きければ大きい方が「摩擦」は強くなる。 したがって、あなたが「辛い」「苦しい」、そう感じているのなら、それはあなたが「本気で生きている」証拠に他ならない。 間違いなく、「前に進ん
日々、様々な人の力を借りて、助けられて、今日を生きているなぁ、と感じます。 そういった素敵な人たちと出会ったことは、偶然といえばそれまでですが、 「縁起」という概念から考えるととても面白いことだなと思いました。 「縁起」というのは、「一つの現象はまた次の現象を引き起こす」ような、「両親が出会ったから今の自分がいる」といった、現象の連なりのことを言います。 「出会い」というのはあくまで一つの現象に過ぎませんが、その一つの現象が未来に起こる現象(例えば、困った時に誰かが手を