「夢をかなえるゾウ 1」読了、そして課題1
先日、「夢をかなえるゾウ 1」を読み始めたという記事を書いて約2週間が経ってしまいました。
毎日1日1課題を最低に読もうと思ってようやく読み終わりましたが、読むペースがあまりにも遅すぎた。これはかなり反省です…
メモしながら思ったことや心に刺さったところなどを取り入れていたのでなんとなくは覚えていますが、そのメモを見ながらこのnoteでアウトプット兼紹介していけたらいいなと思います。
読み終えての感想
まずはじめに読み終えての感想は「自己啓発小説」ということもありストーリーになっているためかなり面白かったです。
自己啓発本ということもあって胡散臭い堅苦しい話も時折見せますが、成功したいけどなかなか行動に移せない主人公と自分を神様だと言い張る奇妙なゾウ(ガネーシャ)というキャラクターのやりとりに時々「クスっ」っと笑える場面が多々あります。
しかもそのゾウはインドゾウでありながら関西弁で会話します。
そんなゾウは毎日主人公に成功するための課題を出します。このあと課題1について書きますが、課題1は「靴をみがく」といった課題が出されます。
主人公はこういった「本当に成功するの?」と課題をこなしていく度に疑問を抱えます。時には絶対に意味なんてないような課題を出されて言い訳をしたりします。
この辺りは読者に共感できる部分がかなりあると思います。
僕はかなりグサグサと刺さる場面があってかなり共感できる部分がありました。
最後まで2人のやりとりは面白く、それでいて主人公が成長していく姿を見ていくと「最後はどうなる?」と思わされ、「自分も一つでも多く日ごろからやってみよう」という気持ちにさせてくれました。
自己啓発本ということもあって毛嫌いされる方もいるとは思いますが、読み物としてはかなり面白かったのでオススメしたい一冊です。
それではこの本の感想を軽く書いていったので早速課題1を書いていきたいと思います。
課題1 「靴をみがく」
課題1 「靴をみがく」。
成功するための一つ目の課題が靴をみがく。
「靴をみがくことに何の意味があるのだろう?」そう主人公は思うし僕も実際そう思いました。
ここでいう、靴をみがくということの本当の意味は「自分の商売道具を大事に扱う」ということのようです。
確かに自分が常日頃から使っている道具は大事にしなくてはいけません。
僕はパソコンや電話などを使う仕事をしているので、机周りのものを常日頃からきれいに扱うよう意識しています。朝に仕事が始まる前にパソコンや電話機など机のものをすべてきれいに拭いてからその日の一日を始めて、帰りにも同じく使ったもの、触ったものは全部拭いてから帰宅しています。
靴をみがく(商売道具を大事に扱う)というのは一見大したことのないように思いますが、その日の仕事を気持ちよく始めるのは大切です。ましてや今は感染予防対策を行っている職場は多いと思うので、次に使う人のことも考えて使い終わったらきれいにしてから席を立っています。
この「商売道具を大事に扱う」というのは「イチロー選手」が発言したことでもあり、イチローは他のみんなが帰った後に一人だけ残って自分のグラブ(グローブ)を小学生の時からやっているそうです。
こういった小さなことを普段からやれるように習慣づけたいと思いました。(ちなみにこの課題1つ1つに偉人の行動と照らし合わせて出す傾向があるので、これからいろんな偉人が登場します。)
成功しない人の特徴
いきなりですが、この「靴をみがく」という課題に対して主人公は「靴をみがいたくらいでは成功できないと思います」とガネーシャに対して発言する場面があります。
その時にガネーシャは呆れた口調で「自分なりに考えて、それでいて今の自分になってるんとちゃうん?」と主人公に問いただします。ガネーシャは主人公に「成功できないための一番重要な要素がある」と言います。
それは「人の話を聞かないこと」です。
自分で考えて、それでいて成功できないまま現状維持されていく中で、「自分の考え方にしがみついている」という状態は一番良くないとガネーシャは言いました。
確かに、自分の考えが正しいと思っていて、その考えが間違っていたらそれは間違ったやり方のため成功できないというのはそれはしょうがないし、それまでなような気がします。
誰かにアドバイスしてもらえる環境というのはかなり恵まれていてそんな人はなかなかいないのかもしれないですが、先駆者の話は素直に耳を傾けて実践するということは重要なことなのかもしれません。
僕は割と自分の考えは愚かだと思ってしまうタイプなので人にアドバイスされたらすんなり聞き入れてしまうので良いことも悪いこともその場で判断せずに明らかに悪いことではない限り一度はやってみようと思っています。
「人の言うことを聞かない」で成功できる人はそれこそ天才しかいないのではないかと思ってしまいます。
それに「人のいうことを聞かない」というのと少し論点がずれてしまうかもしれませんが、「人の話を聞かない」というのもまずいことだと思うので、今後出される課題にも「何か意味はあるの?」と思っても向き合ってみたいと思いました。
僕は「勉強なんて将来意味ない」なんて思って今後悔していたりもするので、主人公の気持ちも痛いほどわかります。
これを読んでいる方にもこれに関わらず「これって意味あるの?」と思う場面はあると思いますが、少しでもこの本に興味を持って読んだり、この話に興味を持って自分の考えに対して見つめ直せるようなそんな記事を書いていけたらと思います。
それでは今回の課題は「靴をみがく」でした。
また次の課題でお会いしましょう。