リーダーへ30の質問
これ迄に、組織の動かし方やリーダー像について記してきましたが、まとめとして、30の質問を掲載します。
この機会に皆さんの仕事を再確認し、更なるステップアップのヒントにしてください。
尚、30の質問の使い方は、過去の記事を参考にしてください。
(参照 https://note.com/kid839/n/nea125eb964a2 )
(参照 https://note.com/kid839/n/nf8d183a32b50 )
1 元気よく挨拶し、大きな声、キビキビした行動で
職場をリードしていますか
2 リーダーのあるべき姿(ありたい姿)や
自分の思いを語れますか
3 会社が目指していることを噛み砕き、
あなたの言葉で部下に伝えていますか
4 自分の考えを持つ一方で、周囲や外部の意見を
素直に受け入れる柔軟さはありますか
5 全てやれと言っているだけではなく、
仕事の優先順を伝えていますか
6 平穏な人間関係を願うばかりではなく、
目標達成のためには非情な采配ができますか
7 相手を説得するためには理と情のバランスが
重要であることを知っていますか
8 嫌われたくない(よい人と思われたい)という
思いが強くないですか
9 あなたの仕事の成果は部下(協力者)が出す
ということを知っていますか
10 上手くいかないことや失敗を、
部下(相手、周り)のせいにしていませんか
「No.6」の非情な采配ができれば、立派なリーダーと言えるでしょう。
人は誰でも情に溺れ、同情することで考えを曲げることがあります。
しかし、自分が正しいと思ったならば、信念を持って相手と接することも、リーダーとして大切な姿勢です。
例えば、先発投手が試合終盤で限界の兆候が見え、次の投手へ変えるタイミングであることは明らかな局面で、監督が投手に同情して交代が遅れ、直後に逆転される場面を目にします。
こんな時に監督は、同情して続投させることよりもスパッと交代し、勝利投手にさせる(またはチームを勝利に導く)ことが監督の仕事であることを自覚すべきとも言えます。
しかし、「No.8」にあるように、「嫌われたくない」が優先するのが人間で、経験豊富な監督でも、同情して采配を誤ることもあるものです。
リーダーは「嫌われてナンボ」とも言われることは少々古い表現かもしれませんが、「嫌われる/嫌われない」ではなく、「正しい/正しくない」で判断することも、強いリーダーの要件でしょう。
後半は、30の質問の続きを記述しますが、中でも「No.22」「No.23」で示されているように、組織のリーダーは仕事の本質をよく理解し、メンバーの力を上手く引き出す力量が求められます。
働く目的が賃金であると考える社員も多いですが、本当にそうでしょうか。
仕事の本質を再確認するためにも、引き続きお付き合いください。
(領収書の発行はお申し付け下さい)
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