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#松竹座
君に逢った日はいつも最後の様で
これが最後かもしれないな、とステージに立つ大吾くんを見るたびに思っていた頃があった。
明日どうなっているかわからない世界のなかで、信じられたのは松竹座という場所だけ。そんな狭い箱の中でひたすら夢を見る。一刻も早くこの場所を卒業してほしいという願いと、ずっとこの距離にいてほしいという欲望の狭間で葛藤しなから。
わたしは、西畑担をしながらも必要以上に彼に入れ込まないようにすることにこだわっていた。
これが最後かもしれないな、とステージに立つ大吾くんを見るたびに思っていた頃があった。
明日どうなっているかわからない世界のなかで、信じられたのは松竹座という場所だけ。そんな狭い箱の中でひたすら夢を見る。一刻も早くこの場所を卒業してほしいという願いと、ずっとこの距離にいてほしいという欲望の狭間で葛藤しなから。
わたしは、西畑担をしながらも必要以上に彼に入れ込まないようにすることにこだわっていた。