初心者ライターが挑む継続案件:むずかしさとやりがい
1. 初めての継続案件に挑むときの葛藤と喜び
ライター初心者の私が初めて継続案件をいただいたとき、胸に湧き上がったのは2つの感情でした。
ひとつは、「これで私もライターとして一歩を踏み出せた!」という喜び。もうひとつは、「毎週締め切りがある中で、ちゃんとやり切れるだろうか?」という不安。
特に、テーマが毎回異なる点には戸惑いました。
嫁姑問題や友人のエピソードなど、日常の一コマをどうやって読者に伝わる形に仕上げるのか、最初は全く自信がありませんでした。
でも、過去の自分の体験を整理して文章にすることで、「私にも伝えられることがあるんだ」と少しずつ気づき始めました。
この仕事は、新人ライターとしての挑戦であると同時に、自分の経験や気持ちと向き合う時間でもあります。
だからこそ、今でも書き終えたときの達成感を大切に感じています。
2. 継続案件のざっくりしたスケジュール感
継続案件は、毎週のスケジュールに沿って進められます。具体的には以下のような流れです:
週の初め: テーマが発表される。たとえば、「嫁姑問題」「友人関係のエピソード」など、身近なテーマが多く、自分の経験を振り返りながらどの方向性で書くかを考えます。
週の中盤: あらすじを提出し、編集部から記事の依頼が正式に届きます。この段階で、方向性が固まり、執筆準備が本格化します。
1週間かけて執筆: 本文を書き上げ、推敲を重ね、締め切りまでに仕上げます。
このスケジュール感は、最初は慣れない部分もありましたが、少しずつ自分のペースをつかめるようになりました。
これを書いている未来の自分に伝えたいのは、「あのとき頑張ってリズムを作った経験が今の自信につながっているよ」ということです。
3. 難しさとやりがい:自分の感情と文章のバランス
継続案件で一番難しいと感じているのは、感情のコントロールです。
例えば、嫁姑問題をテーマに書いたとき。
過去の記憶が鮮明に蘇り、怒りや悲しみが再び込み上げてきました。
その感情をそのまま書くのではなく、読者が共感できる形に整理する作業は簡単ではありませんでした。
逆に、友人のモラハラ夫に関する記事では、自分の中のモヤモヤを文章にすることで気持ちが整理され、読者から「共感しました」といったコメントをいただいたときは大きなやりがいを感じました。
この仕事を通じて感じたのは、文章を書くことが自分自身の癒しや再発見の機会になるということです。
そして、「書いたものが誰かの共感を呼ぶ」ということが、ライターとして続ける原動力になっています。
4. 最近書いた記事の紹介
最近書いた中で特に印象的だった記事が、「義母にお稽古を強要された話」です。
このエピソードでは、義母はどんな気持ちで私にお稽古をつけたのかが理解できませんでした。
書きながら、義母は善意だったのだろうか。
でも、私にはそうは取れなかったしな、と自問自答しました。
最後は私目線なので、私が思ったことを書こうと突っ走ったのですが、善意だったら申し訳ないことをしたかもと少し反省をしております。
あと、華道教室という特殊な世界のことを書いてしまったので、「暗黙の了解」を説明せねばならず、読みにくい文章になっていないかと心配になりました。
後は姑関係だと、こんなことも記事にしました。
「過去を昇華する」という気持ちで書いているのかもしれません。
5. 初心者ライターとしての気づき:これからの自分に贈る言葉
この継続案件を通じて学んだことは数多くあります。
その中でも、特に感じているのは、「文章を書くことは、自分と向き合うこと」だということです。
過去の出来事を振り返り、それを他の人に伝わる形にまとめる中で、自分の中で曖昧だった感情や思いが整理されていきます。
そして、「この経験があったから、今の私がいるんだ」と思える瞬間が訪れることもあります。
たとえば、ある週のテーマが「友人とのエピソード」だったとき。
モラハラ夫に悩んでいた友人を支えた経験を文章にしていると、自分でも忘れていた当時の気持ちを思い出し、「あのとき自分もよく頑張ったな」と思うことができました。
これを書いたことで、「また同じような状況に出会っても、私は支えられる人でありたい」と自分にエールを送れた気がします。
この備忘録は未来の私への贈り物でもあります。
きっと読み返したとき、また新しい気づきをくれるでしょう。
6. この先の目標:幅広いテーマに挑むライターへ
初心者としてまだまだ学ぶことばかりですが、今後は以下の目標を掲げています:
幅広いテーマに挑戦すること
感情や経験に頼りすぎず、客観的な文章でも読者に響く表現を身につけたいと思っています。
ポートフォリオを充実させること
継続案件を活かしつつ、より多様なジャンルの記事を書き、自分のスキルを広げたいです。
「書く力」を通じて人とつながること
文章を通じて誰かの心に触れたり、共感を得られるようなライターを目指します。
7. 読者へのメッセージ
この記事を読んで、「自分にもできるだろうか?」と感じた方もいるかもしれません。私もそう思っていました。でも、挑戦してみることで、書くことの楽しさや自分の新しい可能性に気づくことができました。
もし少しでも興味があるなら、一歩踏み出してみてください。初心者ライターとして、共に成長していけたらうれしいです!