海外クラウドファンディングの決め手はスタートダッシュ(海外のみならず…)
日本であれ海外であれ、クラウドファンディングの決め手はスタートダッシュです。
はじめまして、J Fundingの中村です。今回はクラファンの重要なポイント。スタートダッシュについてです。
「クラファンは準備9割」そんな言葉をクラファンをやったことがある人なら一度は聞いたことがあるでしょう。しかし、過剰表現ではなく、その言葉通り、クラファンは準備で勝負が決まります。
「スタートダッシュの目安としては、目標金額の30%は公開3日以内に達成するようにしてください」
そんなアドバイスをうけたこともあるかと思います。
スタートダッシュが重要な理由はいつくかありますが、
1つ目はプラットフォームのアルゴリズムを動かすため。です。
Kickstarterのプラットフォームは毎日100以上のプロジェクトが公開されてきます。どのプロジェクトをTOPページで露出させるのか、それの判断材料は公開初日の支援額、支援者数、達成率に依存します。
スタートダッシュを成功させるためには、公開前に事前に見込み客を募り、公開直後にフォロワーの告知をして、公開直後のブーストを仕掛けます。
日本では通常LINEのグループを使ってフォロワーを募ったり、台湾でfacebookグループを使ってフォロワーを募り、公開前の事前見込み客を集めます。
欧米ではメールアドレスを使って募ります。
どうやってあつめるのか?
日本では身内の方とか関係者、取引先、など自分のネットワークから事前見込客のサクラを募り仕掛けることから始めた方がアドバイスを受けることが多いと思いますが、海外ではそうはいかないと思います。
0からフォロワーを募る場合は広告を使った獲得しか方法がありません。通常いわれるフォロワー1名の獲得単価は、平均300円。運用が丈夫な人で100円ほどです。つまり、1万人の事前見込み客を集めるためには、300万円~100万円の広告費が必要となります。
さらに、その集めたフォロワーから何人が公開初日に買ってくれるのか?そのCVR(購入率)はおよそ1%かそれ以下ですので、1万人集めたフォロワーから約1%(通常はそれ以下)とすると100人。商品単価が1万円とすると、初日で100万円のスタートダッシュがきれる、それができると、Kickstarterのアルゴリズムがプロジェクトを露出させて、アクセスが支援を生み、支援がアクセスを生み、の好循環を生み出せることができます。
海外でスタートダッシュを成功させるために
JFUNDINGでは、過去にプロデュースしてきた購入者を会員化しています。JFUNDINGのプロジェクトは日本製の商品がほとんどですので、日本のものづくりが好き、日本の商品が欲しい、と考える外国人の会員を自社で管理して保有しています。
彼らの国籍はアメリカ人が80%。20%はヨーロッパです。
毎週火曜日に会員へメルマガを配信
彼らに毎週火曜日にメルマガを配信し、公開予定プロジェクトの告知をしてます。日本が大好きな彼らのお目にかかると、彼らが公開事前フォロワーとなり、彼らによってスタートダッシュを切ることができます。
日本製の商品が大好きなJFUNDINGの会員の購入率は16~20%。初日のスタートダッシュを切ることができれば、まずは第一関門突破です。
公開したあとは?
よいスタートダッシュがきれたら、あとは公開終了日までにどれだけ支援金額を伸ばすことができるかです。
公開期間中に支援を伸ばす方法としてクラウドファンディングの本国アメリカではさまざまなツールが用意されています。どのようなツールが費用対効果がいいのか?次回はそのあたりについて書いていきたいと思います。
J Funidngは事業を譲渡され、PeakJapanとして活動中です。
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