ことばが人生を決める
何をしてもうまくいく人がいる。実際にいる。
そして、何をしてもうまくいかない人もいる。ほんとうにいる。
なぜだろう。理由はいろいろあるだろう。
いろんな人を見ていると、「ことば」も、その一つだと思う。
その人が普段口にすることば。その人が普段LINEやTwitter(X)につむぐことば。その人が普段日記に書くことば。
口に出すとき、ネットに載せるとき、自分のためにペンで書くとき、どんなことばを選ぶのか。どのタイミングでどんなことばを使うのか。
それを、聞いたり読んだりした人に、様々な印象を与える。
ポジティブなことばは、周りの人にもポジティブな印象を与えるし、それによって受け取った人がポジティブな感情にもなるだろう。
そして、ネガティブなことばは、周りの人をネガティブな気持ちにさせる。
それだけではなくて、ことばは、それを使った人にも、大きな影響を与える。
ポジティブなことばを使った人は、ポジティブな感情を持つだろうし、ネガティブなことばを使った本人は、それを使うことでさらにきっとネガティブな気持ちになる。
ことばは、使った人の感情を動かし、ことばによって動かされた感情で、その人の行動が決まり、その人の行動は、その人の生活を変え、結果、人生が変わる。
何をしてもうまくいく人は、何をしてもうまくいくように、意識的にことばを選んでいるのではないだろうか。慎重に、丁寧に、そのことばが持つ意味と、情動と、影響と、力を、深く考えて、ことばを使う。その結果、いろんなことがうまくいく。
何をしてもうまくいかない人は、無意識に選んだことばが持つ意味や、情動、影響や力について知らずに、その結果、うまくいかないように、自分を動かしている。
毎日使うことばを変えてみることで、もしかすると、いろんなことがどんどんうまく回り出すかもしれない。