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転んだときにしか見えない景色がある
転んだときにしか見えない景色がある。
普段二本の足で立って歩いているときには絶対に見えない景色だ。
その景色を見た人だけが得られる何かもきっとある。
だったら、転んだときには、その景色をゆっくりとしっかりと目に焼き付けてみるのがいい。あわてて起き上がろうとせずに、その景色が見られるチャンスを得たと思って、すみからすみまでながめてみる。
どんな形で、どんな色で、どんな明るさで、そして、どんな音がして、どんな臭いなのか。そんなことまで感じてみる。
そうすると、再び立ち上がったときに見える景色が、以前とは違っているだろう。
だから、転ぶことを恐れることはないし、転んだときにあわてたり、絶望したり、先が見えないと悩んだり、そんなことをする必要はまったくないのだ。
そこには、新しい景色、新しい成長、新しい未来があるのだから。