2024/12/29【将棋_中盤力向上_次の一手】将棋大会で勝ちたいあなたへ

ご覧いただきありがとうございます！中盤力向上に役立つブログです。
ぜひお楽しみください。

今回は久留米王位戦という大会からの出題です。

☆アマ七段レベル！ビシっと次の一手！

今回も図Aについて、
　①形勢判断
　・玉の固さ
　・駒割
　・駒のポジション
　・形勢はどんな感じか。
　　勝勢(^_^)v  優勢  有利  自信あり  互角  自信無し  不利  敗勢  絶望(T_T)
　
　②方針
・気持ちと指し手
　
　③指す手
　・ビシッと一手

を30秒考えてみてください。

図A

①形勢判断

🏰玉の固さ
金銀の連結は似たような感じですが、深さの差で後手もちです。

💰駒割
銀と桂歩の交換です。少し駒得です。

🥎駒のポジション
66金がイマイチです。
後手は駒が少なめですが、コンパクトにまとまっていますね。

🌞形勢
駒得を評価して自信ありです。

②方針

・気持ちと方針と指し手

連結を密に、長い戦いに備える。

③指す手

・ビシッと一手　67金

図B

解説

金を引いて固めておきます。
これで66角の狙いもできて、駒がしっかりくっつきますね。

ここから進んで図C

ここまでくれば固さ負けはしていませんね。

🌙その他の手
66金が不安定ですが、いっそ58金とバランスを取るのはアリです。

まとめ

今回は駒の連携を高める一手でした。

中盤は浮いている駒があると、技を食らいやすくなります。
そのため、金銀の連携はよくしておいた方が、何かと強い戦いが望めます。

金銀はくっつけて、ガッチガチにする。あとは飛角桂でなんとかえいや！
これが安定して大会で勝ち進むコツになります。

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