【お散歩スナップ】2020年7月12日・川越市の天然寺にて不動明王像を撮影する
「小江戸川越七福神めぐり」の一つ「天然寺」にふらりと立ち寄った際に撮影した一枚です。
「小江戸川越七福神めぐり」の札所であると同時に、「武蔵国十三仏霊場 第一番 不動明王」の札所でもあるんです。
KOEIの歴史シミュレーションゲームのキャラクターに出てきそうな顔立ちをしてますね^^
ここからは、RAW現像とレタッチの様子を軽く紹介します。
まずは、RAW現像ソフトで「ニュートラル」のプロファイルをあて、データを「スッピン」の状態にして確認してます。
今回のテーマは「お不動さん」をフォーカスすることです。
カメラのカラープロファイルを選んでいる様子です。
左はニコンD5のスタンダードを、右にはペンタックスK1MK2の「雅」をあてています。
いろいろなプロファイルを試した結果、ペンタックスK1MK2の「雅」を採用しました。
明るさ関係のパラメータを調整して、試行錯誤しているところです。
メインの被写体が渋い感じなので、周囲の緑が鮮やかだとそちらに視点がいくので、彩度は下げ気味で仕上げてます。
半逆光〜逆光の感じなので、シャドウを明るく持ち上げてる様子です。
これにより他の部分も明るくなってしまいますが、後ろの緑が淡い感じになったので、これでヨシと「妥協」しております^^;
あとは、シャープネス・ノイズ除去などの処理をして、全体的な処理は終了です。今回は、このあと部分調整に入るので、Tiffファイルで出力しGIMPに引き渡しします。
今回のGIMPでのポイントは「コントラストマスク」という手法でお不動さんにマスクをかけて立体感を出すことです。
方法としては、レイヤーをコピーして、コピーしたレイヤーの彩度を下げて、それを「オーバーレイ」モードで重ねるのが一般的です。
ちなみに私は、「ソフトライト」で重ねることが多いです。
コントラストマスクをかけるとこんな感じです。
下に処理前の画像を貼っておきます。
こちらが処理前です。処理後の方はコントラストがかかって、立体感が出た感じがしますね^^;
このあと、部分的な明るさ調整等をして仕上がりとなりました。
とりあえず、「お不動さん」に視点がいくようになったかなと思ってます^^;