ハングリー精神求む
暦の上では立秋。
5時少し前、ヒグラシの目覚ましが聴こえてきた。
蝉は何を合図に鳴き始めるのだろう。
昨夜帰宅途中の零時過ぎくらい
ジリジリと音がするのが聴こえた。
音はどうやら住宅の庭木の中から聴こえ
蝉の声らしい。
夜分に他では鳴いていないのに
不思議だなと辺りを見回すと、
近くにある明るい街灯に反応していると思われた。
蝉センサーが
明るさを敏感にキャッチしてしまうのだろうか。
夜遅くまで灯り続ける街灯が
植物に影響を与えているという話は聞いたことがあるが
人間の営みを中心に環境を創っていれば
知らぬ間に他の生き物に負担をかけていることだろう。
人間一人ひとりの暮らしも同じかもしれない。
自分ひとり好き勝手に生きていたら
知らぬ間に他人に負担をかけていることもありそうだ。
だからと言って
人目を気にして窮屈に暮らせばいいということでもないが
結局のところ大切なのは「足るを知る」ということ。
等身大の自分になるということだろうか。
自分もそうだが、
情報にしろ、食べ物にしろ
不必要に過多にとり過ぎている人が多いような気がする。
増やすよりもむしろ減らしてみることで
見えてくるものもある。
『デキる男は超少食』船瀬俊介(主婦の友社)では
一日一食、ファスティングを勧めている。
「ハングリー精神」というけれど、
やはり満腹では眠くなり頭も冴えるわけがない。
著者が原稿用紙を埋める
1日のノルマは50枚なのだそうだが
超少食によって80枚の新記録、
さらには2ヶ月で96.5枚と大幅更新したという。
その著者に刺激を受けて
今日は読書の後に早速noteに向かい始めた(笑)
敏感な女性の体には
ストイックすぎるのも良くないかもしれないが
今の私はハングリー精神の修養の時期なのかも。
必要に迫られて
やっとハングリー精神に気づいた昨今である。
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