AIR除草機の意味

2020年10月22日 07:45

天然農法・中川吉右衛門です。

先日、Yahoo!ニュースにも取り上げられたこちらのマシーンの記事はもうご覧になりましたでしょうか？

実は、この機械の監修を僕がやっています。
記事中にある、高畠町の農家と言うのは僕のことです。

さすがYahoo!ニュースと思ったのが、この記事が出てから、全国の個人・法人・農業生産法人20数社から、具体的なことが知りたいと言う、積極的で前向きなお問い合わせが来ています。

これは非常〜〜〜に嬉しいことですし、そしてこの機械が、僕の目指す理想の日本の農の在り方の力になる！
と、確信を持てる事実です。

この、お問い合わせが来ている中には、百姓なら誰でも（百姓じゃなくても知っているかもしれません！）知ってる農機メーカーからも打診が来ているんですよね。

これ、猛烈に期待感が湧きませんか？
農業に。その生産物に。そして農家そのものに。

こんなことを書くと誤解が生まれるかもしれませんが、僕は大手の企業がこの技術をさらに飛躍させ、機械を量産し、より素晴らしいマシーンにして、世の中に送り出してくれれば良いとも思っています。

そのために特許をとっているわけですからね。

多くの開発費と研究費、設備投資、それにかける労力。
大手企業の方が、はるかに技術も生産能力も上がるでしょう。

近未来にはそうなるのは決定してますので、その未来を”今”創っているわけですから、やはり未来と言うのは、”今”にしかないことがよくわかります。

しかし、大手にできないこと。も、当然ありますし、それは今！我々がやるべきことであり、そして、それが最上位の志にしてはいけないと言う部分が、多くの中小企業には無い思考なんですよね。

ここは猛烈に重要なんですが、書くと劇的に長くなりますので、この辺りは、この除草機の説明会などで、僕が直々に、直接担当の方々とお会いしてお話ししようと思っています。

昨日は、そんな説明会の打ち合わせで、この機械を直接的に開発しているアビーズの
藤島恒一
さんが、我が家にやってきて、二人で未来の悪巧みをしました。

直近で１週間後。
この機械のことを実際に知りたい！お話を聞きたい！

と言う、庄内の若手有機農業の生産組合のメンバーが、会社にやってくるのです。
その時のプレゼンの打ち合わせというわけです。

実際に今、この機械を作動して操作などを見せることはできませんが（時期的に）、僕が撮っていた動画などをみせ説明したり、この仕組みについて説明したり、効果について実際に現場で使ってみた意見などをお話します。

それだけではただの説明会ですので、それにプラスして、上記で言った、これを”僕たちが開発し使う理由”の思考の階層を、１段階上で理解する話をしたいと思います。

ここが、何をやるにしてももっとも重要な部分なのですが、ここをおざなりにするのが常です。

むしろここを理解してくれないと、開発の途上にあるこうした機械が、個人個人の見解と主観によって、結局世の中に出る前段階で潰され、無くなっていく。

こんな話は、枚挙にいとまがない。

なので、今度の28日は、機械の説明や効果などは当然お話しますが、それ以上に重要な話をしていきます。

「重要な話で話すと長くなる」

とは言いますが、答えはいつだってシンプルなんですよ。

こういう時は常に、極端な二択で考えればいい。

田畑に、
農薬が振りまかれる世界がいいのか？
農薬がない世界がいいのか？

あなたも、あなたの子供、孫に食べさせたい食べ物は、
農薬に塗れていた方がいいのか？
農薬がかかってないのがいいのか？

地球の環境は、
農薬が振りまかれる方がいいのか？
撒かれないのがいいのか？

それは理想ですよねぇ。。。

と言って、誤魔化し、諦めたら、そこで試合終了です。

理想があるのであれば。
実現させる。

それが、人間じゃないですか。

だから人生は”愉しい”んじゃないですか。

それでは、来週。
一発目の説明会。ビシッと行ってきます！

応援してください！

Ciao♫

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