サッカーの思い出3
思い出1と2は、海外でのサッカーの思い出だったから、思い出3も海外編で行こう。
2018年に、カンボジアの「くっくま孤児院」の子どもたちと交流したりする8泊のツアー旅行「くっくまツアー」に息子と2人で参加した。
とても素敵な団体、認定NPO法人「Grove Jungle」というカンボジア支援をしている団体を、僕は応援しているのだけど、その団体が主催するツアーで、とても素敵なツアーなのだ。
その2日目の事だった。
「くっくま孤児院」の庭に、サッカー、ゴールとサッカーのできるスペースがあるんだけど、
そこでカンボジアの子どもたちと日本の子どもたちと一緒にサッカーとかダンスとかして盛り上がってたら、、、
スコール降ってきた‼️
みんな庭から引き上げて、屋根のあるところでじっと止むのを待った。
けど、止まない…
それでも、現地の子どもたちのうち、2人だけがずっとサッカーを続けていた。
それを見た僕は、何だか「この瞬間にサッカー諦めるの、もったいない!」と感じて、どしゃ降りのスコールの中、庭に飛び出た!
彼ら2人と大雨の中、一緒にサッカーを始めた!
ずぶ濡れだけど、楽しい!!!
いったんずぶ濡れになっちゃえば、もう平気^ ^
5分くらい続けたら、僕らの楽しそうな様子に、見ていた周りの人たちが、1人、また1人とスコールの中に飛び出してきた。
気づけば、みんな大人も子どもも、ものすごいスコールの中、ずぶ濡れになりながら庭で遊びまくった。
あのとき、僕が庭に出なかったら、サッカーと外遊びは中止になっていただろうな。
「今、この子たちとサッカーやりたい!そのためにカンボジア来たんだ!」と、飛び込んでいった自分を誇りに思う^ ^
その後、ツアー参加者の1人から、「真面目そうな方なのに、あんな風に雨の中に飛び出していくなんて、びっくりしました。でも、おかげでいい思い出になりました」と言われて、本望だった。
自分の生きる意味って、コレだな、と思った。
ちなみに、後先考えずに飛び込んだから、ずぶ濡れだけど着替えがなくて、宿泊先に戻るまでの服がなくて、その孤児院で販売していた「サルエルパンツ」という伝統衣装を3つ買うことになった。(僕と息子と息子の友達の分。親なしで参加した日本人の小学生の男の子の分を買ってあげた)
大満足の最高の思い出だった。
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