これを見ればきびの活動がわかる総まとめ
こんにちは!きびです👋
「これをみればきびの活動がわかる総まとめ」ができました。パーパスモデル本の出版に向けて走り抜けた2022年…普通に振り返りnoteやろうとしたら想像以上にイベントレポートやアーカイブ動画、記事など見ていただけるものがたくさんあり…
活動総まとめと自己紹介記事を兼ねて、こちらで一気にご紹介させていただきます!
また、こんなテーマで話しているのか!こんな組織とWSしているのか!など、お声がけの参考にもして頂けると嬉しいです!
noteの最後に来年やりたいことやお問い合わせ先情報を載せています。
自己紹介(改めて・・・)
吉備 友理恵 (キビ ユリエ)
株式会社日建設計イノベーションデザインセンター。1993年大阪生まれ。神戸大学工学部建築学科卒業。東京大学大学院新領域創成科学研究科社会文化環境学専攻修士課程修了。株式会社日建設計NAD室(Nikken Activity Design Lab)に入社し、一般社団法人Future Center Alliance Japanへの出向を経て現職。都市におけるマルチステークホルダーの共創、場を通じたイノベーションについて研究実践を行う。共創を概念ではなく、誰もが取り組めるものにするために「パーパスモデル」を考案。著書に「パーパスモデル-人を巻き込む共創のつくりかた-」など。
(286文字)
元々建築や都市を学んでいたこともあり、空間の力や人の生活の場である都市の可能性を感じて日建設計という会社にいます。会社ではイノベーションデザインセンターという会社のイノベーションを推進する部署で、主に社内外をつないで共創のきっかけをつくる役割を頑張っているよ🔥
よく、「まだ会社員やってるの?」と聞かれますが(笑)、組織はあくまで「その立場でなにができるか」というフィールドだと思っているので、会社員もしつつ、一般社団法人や有志の研究会など複数の組織を横断した働き方をしていけるのが今の自分には合ってるきがする💪
これからはありたい未来に対して何ができるか、組織を超えて共に考え、取り組む時代です。
きびと、もしくは日建と何かできるかも?とお考えの方、ぜひお声がけください!
ではでは、前置きが長くなりましたが「書いた✍️」「出た🎤」「載った📝」の3分類でどしどし活動紹介していきます!!!!!!!!!!
1.書いた✍️(書籍や寄稿文など)
■【著書】パーパスモデル-人を巻き込む共創のつくりかた-
「パーパスをもっと、みんなのものへ」
企業の経営やブランディングの文脈で語られることが増えてきたパーパスという言葉ですが、私はプロジェクトや事業単位でのパーパスに着目しています。
共創を概念ではなく、誰もが実行できる手触り感あるものにしたいという気持ちから始めたリサーチプロジェクトをきっかけに、色々な立場のひとが関わり、共にプロジェクトを進める際の設計図でありコミュニケーションツールとして「パーパスモデル」は生まれました。
お声がけいただいてから2年がかりで執筆し、ついに2022年8月10日に書籍化👏👏👏(電子書籍派のみなさま、2022/12/23 にkindle版も発売しました!!)
共創ってなんだ?変化を一緒につくるって?という疑問に19の事例を通して具体的に答えつつ、どうしたらいいのか?のヒントを得られる内容になっています。
■【寄稿】MEZZANINE VOLUME 4 SPRING 2020 都市の新関係論 クリエイティブネイバーフッドという代替案
「都市の公共空間がイノベーションの舞台になる」
憧れの吹田良平さんにお声がけしていただいて、全巻持っている都市雑誌メザニンに寄稿しました。
公共空間とイノベーション空間がどんどん重なっているよという話を2年前にしています。その気運ますます高まっている気がする。
■【寄稿】コミュニティシップ :下北線路街プロジェクト。挑戦する地域、応援する鉄道会社
「パーパスモデルで見るBONUSTRACK」
この本の著者であり、小田急電鉄の橋本崇さんとの出会いは2020年。BONUSTRACKがオープンしたての頃。まだパーパスモデルがα版の時代にTwitterにあげていたものを見てくれていて、書きたい!と言ってくれたのがはじまりでした。パーパスを中心にした共創的なプロジェクトの過程を実際に実践者と共に可視化できたことが研究の枠を一歩踏み越えられた瞬間でした。
■【寄稿】建築学会都市論小委員会 Webメディア「建築討論」
東京都市大学の中島伸先生とともに「都市のステークホルダーはだれか?―立場の異なる人との関わりと場の重要性―」について書きました。
■【連載】イノベーションと共にある都市研究会(イノベ研)
まだ私が執筆した記事が出せていませんが、社内研究会でリサーチをしているものを社外に公開していくシリーズを今年開始しました!
2.出た🎤(イベント登壇・講演・WS・専門家委員・動画出演など)
■【登壇】サスティナブルシティサミットⅡ 2022
■【登壇】Industry-Up Day Spring2022
「新産業づくりはまち、ひと、社会づくり-リビングラボというイノベーション-」について、デジタル田園都市国家構想の実現にも関わる太田直樹さん・長野県をIT人材で盛りあげるシソーラスの荒井雄彦さん、秋田ノーザンハピネッツ(プロバスケチーム)を運営する水野勇気さんらと対談しました。
主催:SUNDRED・関東経済産業局
■【登壇】Global Smart City Alliance Japan Summit 2022
リビングラボがスマートシティにおける市民のトラストアンカー(信頼のきっかけ)になりえるか?というお話をリビングラボ運営者のみなさまと議論しました。
主催:世界経済フォーラム
これをきっかけに、笹尾先生・八崎さんと下で紹介する柏の葉のリビングラボでのWSをご一緒させていただくことになったのでした。
■【委員】近畿経済産業局/企業による価値共創事業の実態調査事業
地域の企業に向けて、価値共創の定義や意義を伝えるレポートを発行しました。
個人的には①共創と1対1のオープンイノベーション分けて表現した②価値共創に必要な要素として、場とつなぎ手を入れられた③共創プロセスの可視化と、場や活動のマッピング、つなぎ手同士の連携を次のアクションに入れられた、あたりが報告書に入ったことが自分の入った意味だったかなと思います。
主催:近畿経済産業局
リンク先からレポートもダウンロードできますのでよろしければぜひ✨
■【登壇】代官山蔦屋書店/コミュニティシップ発売記念トークイベント
寄稿の部分で紹介した「コミュニティシップ」のトークイベントにゲスト参加してきました。小田急電鉄の橋本崇さん、向井隆昭さんと共にBONUSTRACKプロジェクトをパーパスモデルで振り返りました。
主催:学芸出版社/代官山蔦屋書店
■【講演・WS・対談】加賀青年会議所/SDGsアワー
SDGsと共創を重ねてこれからの事業をつくる考え方や共創とはなにかについて講演しました!後半は実際にグループワークでパーパスモデルを書いてみるWSを行ったり、青年会議所の理事長吉田久彦さんと共に、共創は社会性があるだけでなく、経済合理性もあるというお話を吉田さんの手がける具体的な事業をもとに議論しました。
主催:加賀青年会議所
■【講演・WS】01 Community Week 2022
個人のエンパワメントから始まるまち・ビジネ人を巻き込む”共創”を考える、『パーパスモデル』制作ワークショップ 〜クリエイティビティからサステナビリティへ〜
講演のあと、起業家から大企業の方まで、普段自分の関わっていることをパーパスモデルで書いてみるとどうなるか?というワークショップを行いました。
主催:01booster・三菱地所
■【講演・対談】横浜市市民協働推進センター対話&創造ラボ
令和3年度は「協働を可視化する|社会をアップデートするためのパーパスモデル」として講演し、横浜市共創課(当時)の中川悦宏さんと横浜市の事例をパーパスモデルで書いてみてお話ししました。
令和4年度は「地域や社会をよくするプロジェクトの作り方」として土肥潤也さん岡部友彦さんと共に座談会させていただきました。
市民との協働のための組織が市庁舎の1階にでーんとあるの、すっごいいいよね!
主催:横浜市市民協働推進センター
■【講演・WS】柏の葉みんなでつくるリビングラボ
「パーパスモデルでみる生活者との共創」
柏の葉で公民学様々な関係者がリビングラボを立ち上げる際のキックオフにおいて講演とWSを行いました。
市の担当課、大学の研究者、課題を持ち込む企業、市民との架け橋をするUDCK・・・それぞれの立場で同じプロジェクトのパーパスモデルを書いてみる貴重な機会になりました。
主催:UDCK
詳しくはこちらのnoteに書いております🙋♀️
■【講演】大阪商工会議所次期中期計画策定に向けた有識者との意見交換会
大阪商工会議所の会頭(そしてサントリーホールディングス副会長でもある)鳥井信吾さん他理事たちを前に「リビングラボ・共創・パーパスモデル」についてお話しました。
万博をきっかけに、大阪の駅前、講演、河川をつかっての社会実験が生活者を巻き込んだ形で実現していくといいなあ。
主催:大阪商工会議所
商工会議所のような行政と企業の間に入れるような組織の役割がとても重要になってくると感じた回でした。
■【講演】代官山蔦屋書店 パーパスモデル出版記念イベント
代官山蔦屋書店さんにてパーパスモデル出版記念イベントを行いました。
この日だけ、編集者の宮本裕美さんとともに対話する形式で、作成秘話やTwitterに公開する前の超初期のスタディまで全部公開しましたね・・・
主催:学芸出版社
学芸出版社さんの「まち座」というメディアにて無料の会員登録したら色々なアーカイブ動画見ることができるので、よければみてね。
■【登壇】一般社団法人公共とデザイン/ソーシャルイノベーションの歩き方#2
「共創に向けたパーパスのつくり方・生まれ方」
わたしが尊敬し、大好きなソーシャルイノベーションに取り組む同世代の三人「公共とデザイン」の川地真史さん、富樫重太さん、石塚理華さんとついにイベントができました。
モデル化という一見わかりやすい形にすることの暴力性にあえてくりこんでくれたり、言葉にする前にローコンテクストな経験の共有が重要だよねという話や、パーパスモデルを焚き火のように例えてくれたりと普段の講演ではでてこない深い議論ができたのが印象的でした。
主催:一般社団法人公共とデザイン・学芸出版社
なんと三人が当日の内容を記事にしてくれているので、ぜひ見てほしい!
また、動画見たいよという方は「まち座」からアーカイブも見ることができます!(会員登録無料です。)
■【講演】一般社団法人長野ITコラボレーションプラットフォーム
SUNDREDのイベントでご一緒した荒井さんにお声がけいただき、共創とはなにか?共創的に事業の育っていくプロセスや持続可能なまちづくりについてをお話ししてきました。
主催:一般社団法人長野ITコラボレーションプラットフォーム
■【講演・対談】ひがいけポンド 大・解・剖〜まちのインディーズレーベルが生み出す共創〜
東池袋で今一番イケてる場所、ひがいけポンド。まちのインディーズ
レーベルというコンセプトを掲げ、ジンジャーシロップの店、手相カフェ、映画鑑賞会、ハンドメイド作品の販売など毎日個性豊かなポップアップが開催される。再開発のための地権者交渉の場が、地域内外の人を集める魅力あるスペースになったのはなぜ?というのを運営者と共にパーパスモデルで振り返りました。
主催:ひがいけポンド・UR都市機構
「そんなところまで話してくれるの!?」という運営している中でのリアルな苦労話や、場がドライブした瞬間などを写真とパーパスモデルで振り返りました。まちづくりに関心がある方にとっては神回では?とおもうので、こちらもレポート記事がでているのでぜひご覧ください!
そしてなんとカメラマンが入ってくれていたので、なんと動画版もあります…
■【講演・対談】パーパスモデルで紐解く持続可能なまちと事業の つくり方 『パーパスモデル』出版記念トーク
東京建物と一般社団法人アーバニストが運営する場「City Lab Tokyo」にて出版記念トークを開催いただきました。この日はゲストとして、小田急電鉄の橋本崇さんとFOLKの三島由樹さんをお招きし、BONUSTRACKとシモキタ園藝部という自律的な取り組みがどう生まれたのかを掘り下げました。
主催:一般社団法人アーバニスト
この日初めての試みとして、パーパスモデルとビジネスモデル図解を一緒に書いてみたものを発表しました。
共創は儲からないと思っている方、まだまだ多いのですが、複層的な事業の組み立てができれば通常の事業よりも収益性をもつことだってできる!ということを可視化する試みでした。これが結構好評なので今後も続けていきたいと思います。
こちらもイベントレポートがあるので、ぜひご覧ください!
■【対談】協創の森ウェビナー第 11 回「社会イノベーションとコミュニティ」
日立製作所さんのオンラインイベントでデザイナーの金田麻衣子さんと対談させていただきました。金田さんの三浦地域での取り組みの中での苦労した実体験をもとに、わたし自身も問い続けている「地域における(大)企業の役割とはなにか?」について議論しました。目の前の課題と未来の課題に対する複眼的な視点の重要性や、企業と住民の立場を価値を提供する・受け取るではなく双方向にしていくために認識を揃える必要、共通の目的をどう持つかなど短い時間の中で濃いお話しができました。
主催:日立製作所
■【登壇】Industry-Up Days Autumun 2022 Day4
「リビングラボ開発・運営の方法論」
一般社団法人Future Center Alliance Japan 理事であり、KOKUYOの齋藤敦子さん、元Future Venture Capitalの松本直人さんと共にリビングラボ開発・運営の課題や知見の共有の必要性についてお話ししました。
主催:SUNDRED
■【講演・WS】WORKMILL イベント
Step.1 共創のつくり方と進め方~パーパスモデルを学ぶ~
Step.2 共創のつくり方と進め方~パーパスモデルを作ってみる~
主催:オカムラ
■【講義】大阪大学 現代キャリアデザイン論Ⅱ ゲスト講師
■【基調講演】NEXT関西イノベーションマッチング2022
近畿経済産業局主催のオープンイノベーション促進イベント
■【講義・対談】株式会社MIMIGURI/CULTIBASE Lab 講義動画
MIMIGURIの小田裕和さんにお誘いいただき、CULTIBASE Labの動画にお招きいただきました。パーパスモデルは「持ちつ持たれつの関係を表現している」という名言がでたり、パーパスモデルのWSをみんなで円になって椅子取りゲームみたいに身体性を持ってやってみると面白いなど、様々な角度からお話ができてとても楽しかったです。
【講義・対談】建築と経営のあいだ研究所 インタビュー動画掲載
■【基調講演・対談】IDOBAオープニングイベント 基調講演
■【講演・対談】STOKYO social salon vol.4
3.載った📝(メディア掲載・Podcast・ノミネート他)
■【記事】NIKKEI リスキリング・青山ブックセンター
①「人や組織をかけ合わせる共創 つくり方をモデルで示す」
②書店員がおすすめ 年末年始に読みたいビジネス書10冊
■【Podcast】代官山蔦屋書店/DAIKANYAMA Book Track #99 2022年のビジネス書を振り返る。
代官山蔦屋書店の人文ビジネス書担当の岡田基生さんがポッドキャストでも取り上げてくださったり・・・。しかも一緒に取り上げていただいた他の2冊もリンクするところが大きく、さすが岡田さんである。
「Web3とDAO」は共創とDAOやブロックチェーンは新しいプロジェクトのつくり方や思想の点で、「すべては1人から始まる」はひとり(わたし)からはじめて、わたしたちごとにしていく感覚もとてもリンクします。
来年はWeb3系のコミュニティやっている方にお話し伺ったり、ブロックチェーンをつかったプロジェクト組成について議論する機会つくりたいなあああああ。どなたか一緒にやりませんか?🥺
また、書店でも「2022年のビジネス書20冊」に選んでいただき、再びフェアに参加させていただきました👏
発売時のフェアにはじまり、出版社の中川さんや、書店員のみなさまに推していただいてとてもありがたい限りです。たまに自信をなくすので、とても背中を押してもらっています🙏
■【ノミネート】読者が選ぶビジネス書グランプリ2023<マネジメント部門>
こちら、まさかのノミネート!!!!!
出版社が推薦した複数の本から、運営側がノミネート作品を決めているようで、パーパスモデルが<マネジメント部門>に参加しています!
投票締切は1/21なので、1分でおわるので、ぜひ!ポチッと!応援いただけると嬉しいです😭💓
■【要約サイト】本の要約サイト flierさんに要約をしてもらえた!
知らないところでも・・・
自治体でも使っていただいている!?
来年やりたいこと
・パーパスモデル関連
①パーパスモデルアンバサダーの仕組みをつくる
パーパスモデルの思想に共感して、図の作り方はもちろん、モデルを使った対話やファシリテーションができる方を増やしたい…
(実は公開できていないサイトまである、、、)
②ワークのプログラムつくる
哲学対話、山の図などと一緒になんのために?を考える部分ができる人と一緒にプログラム考えるとかやりたい。
③ユーザーインタビューと新たな事例の発信、分析をすすめる
貯めてる…のでコンスタントに出していきたい!
使ったよという方は是非お話伺わせてください。また、一緒にインタビューしたりリサーチできる方も探しています!
④パーパスモデルを使用してくれるプロジェクトの推進
審査基準にするとか、応募要項に入れるとか、企業の役割把握のためのナレッジマネジメントとか使ってくださる方がで始めているので推進したい!
⑤ブロックチェーンをつかった共創プロジェクトの探究
自律的なプロジェクトやコミュニティの作り方とは?を深ぼりたい。DAOやWeb3のコミュニティ運営している方と議論したり、中長期的な価値をつくるプロジェクトにトークンを使ったりしたい。
⑥英語版のペーパーをつくって発信!
実は今論文を1つ書いていて、無謀にも英語論文です…これをきっかけにアカデミックな理論とのつながりを考えたいなとも。
やっぱり北欧やオランダの方の論文が課題意識が近いものが多く、本丸ごとは厳しいけど英語版のペーパーくらいなら作れるのではと思っている。
会社関連
こちらは来年3月ごろに追記します!
情報解禁までしばしおまちを。
というわけで、やってきたこと、やりたいことたくさん書いてきましたが!
ピンときた方是非お話しましょう!
何かご一緒できると嬉しいです。
連絡先
お仕事のご依頼は
図解総研のお問い合わせフォーム
または
yurie.kibi@gmail.com まで
(お知り合いはメッセください笑)
以上です!