元気になるビジネス書
【地方企業のためのPR・広報戦略】課題解決と企業出版 その4
ビジネス書といってもいろいろなパターンがあります。
A)経営者自身が書いた本
B)経営者を描いた本
C)「経営」について書いた本
D)「企業」について書いた本
手元にあるビジネス書のヒット作でみると……
南場智子『不格好経営 チームDeNAの挑戦』A→D
松井忠三『無印良品は、仕組みが9割-仕事はシンプルにやりなさい』A→C
渡辺 満『なぜ人はジュンク堂書店に集まるのか』D(著者:元社員)
勝谷誠彦『獺祭―天翔る日の本の酒』B(著者:ノンフィクション作家)
伸びつつある企業は出版活動にも積極的です。
出版社側からいっても、伸びている企業の出版物は勢いがあり、売れる可能性が高いと思います。
たまに失敗したり、破綻した企業の出版物もありますが、読み物としての面白さがあっても、必ずといっていいほど、「悪者」が登場します。
銀行であったり、取引先であったり……。恨みつらみが入って、読後スカッとはしません。できれば、実績をもとにこれから飛躍したいというときに出版するのがいいタイミングだと思います。
書店の店頭で、本のタイトルに会社名があると、きっとその会社は成長しているのだろうなあと、目にする人は思うはずです。
私自身、企業のドラマ、経営者の本を読んで、刺激を受けたことが数多くあります。
元気をもらえるビジネス書は、好きなジャンルです。
なかでも、
糸井重里『ほぼ日刊イトイ新聞の本』(講談社/講談社文庫)
斉須政雄『調理場という戦場-「コート・ドール」斉須政雄の仕事論』(朝日出版社/幻冬舎文庫)
の2冊は、何度か読み返すことのある本です。