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陳氏太極拳図説巻首(4)八卦相合数

八卦相合数

天一地八は天地自然の数である。乾は一に始まり坤は八に終わる。今、兌二艮七もまた一八である。離三坎六もまた一八である。震四巽五もまた一八である。八卦がいずれも乾坤に基づいていることはここから見て取ることができる。そのため(『周易』「繁辞伝」に)「乾坤は易の門であろうか」と言うのである。乾坤が損なわれれば易を見ることは出来ない。『周易』という一冊の本の内容は、「乾坤」の二字で言い尽くすことができる。伏義の卦は(⚊と⚋の)画から始まった。そのためその法はすべて(⚊と⚋の)画によって論じるのである。
しかしながら、宋代の儒者のごときは、天は上に位し、地は下に位し、日は東に生まれ、月は西に生まれ、山は西北にそびえ、沢は東南に注ぎ、風は西南より起こり、雷は東北で轟く、と述べているが、これは八卦を天地の造化に当てはめたものであって、数論ではない。

先程の図は、八卦の順番の数字を合わせると九になる。この図では八卦を洛書に配当し、数字を合わせると十になる。術学(占い)家では、それぞれの図を分けて用い、それぞれから意味を読み取る。拳学家は合わせて用い、区別することはない。

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