見出し画像

ツルハシビジネス

おはようございます。

今朝も雨。梅雨のない北海道も、近年、6月前後に雨の日が増えました。そんなにじめじめはしてないけど。

で、今日はビジネスの話。

収入の不安定な自営業をずーっと続けてきたので(お勤め経験ありません)いつも頭のスミで、副業を考えていました。もともと本業といえる「演奏」も、それ単体の収入では食べていけないから、教室を開いたり、カフェを経営したりしてましたけど、体を使ったり、時間的に拘束されたり、手間がかかる割に収益が少なかったりするから、もっとインターネットを使って、稼げないものかと、いろいろ調べてました。

そんなことをしていたのは、もう20年も前の話。私がPCに触れ始めたのがwindows98、マウスが導入され、パソコン通信から、ネットの掲示板へと移り始めた頃。アフィリエイトという言葉が知られ始めたけど、まだまだ自分のサイトにアフィリリンクを張り付けるのをためらってしまう時代でした。なんかあからさまに「稼ぎたいんですよ」っていうのは品がないという風潮があったし、実際自分がどこかのサイトに行って、やたらに広告やアフィリリンクがあると、煩わしいと感じていたし。

インターネットを使う副業~については、サイトで調べるのが普通(今のように解説動画はなかった)指南本もけっこう出てました。「情報商材」も買ったなあ。今思えば、ふっかけるアヤシゲな商材もいっぱいあった、買わなかったけど。いろいろ知識と情報を取得してるうちに気がついたのは「情報商材を買うのは、ネットで副業をしたいと思っている人たち」内容からいえば当たり前のようだけど、「情報商材」自体は、なんのテーマでもいいわけで(HowTo本の電子書籍みたいなもん)でも、情報商材のほとんどは、ネットで稼ぎたい輩が「カモ」でした。あら、言い方悪いわね。

これを称して「ツルハシビジネス」という。

アメリカで、金鉱を掘りてて一獲千金を狙う野郎どもが、西へ西へと集まりはじめ、あちこちに町ができ始めた頃、金鉱掘りをするんじゃなくて、そんな連中に道具(ツルハシ)を売って大もうけした人の話。リーバイスもそうと言えるよね。丈夫なズボンを作って売ったんだから。

金鉱を掘り当てたほうが、どひゃあ~と儲けることはできるけど、そんなラッキーな人は一握り。それよりも、日々のもうけは少なくても、ツルハシを売り続けたほうが、確実だし、だめだった時のリスクも少ない。これ、思いついた人は賢いよなあ・・・と感心しました。私はギャンブラーじゃないから、こっちの方が性に合ってるかもとも思った次第。

掲示板やカウンターを、CGIを使って、自分でサイトに設置しなくちゃならない時代は過ぎ、レンタルブログのサービスが登場、なんて簡単なんだと大感激して、早速アフィリエイトブログをいっぱい作りました。小遣い程度には収益上がってました。でも、やっぱり手間は手間。そのうち、リアルでカフェを始めたから、手が回らなくなりました。

そのカフェも閉店し、さあ、どうしようかな~と模索している現在、相変わらずというか、むしろ「ネットで副業を目指す」人は増えていて、そんな皆さんと切磋琢磨できるオンラインサロンに入り、勉強中。一般人が堂々と「稼ぎたい」と宣言できる時代になったんだーと、へんな感慨もあるけど。

サロンで知り合った人同士は、同志でもありライバルでもある。その一方でメンバーもやっぱり「顧客候補」なわけで、そのサロンの人じゃないけど、Twitterでフォローしたら、丁寧なメッセージが来て、返事を返したら「私が携わっているプロジェクトのプロモ動画を見てみませんか?」やっぱりかい。でも、あからさま過ぎないかなあ。もうちょっと知り合いになってからなら、「見ようかな」って気になったかもしれないのに。

こんなこと思うのは、ネットで副業を考えてる人って、なんか「ギラギラしてる」稼ごう、成功しよう、が前面に出ていて、ちょっとこっちが退いてしまう。営業のモーションを仕掛けるにはタイミングがある。サロンの目的のひとつは「人のつながりをつくる」ことだろうから、そのタイミングを見極めるセンスを私も磨きたいと思う。

このテのサロンも、結局「ツルハシビジネス」だ。「ネットで副業」のHowToを求める人がいっぱいいて、有料でそれを提供してる。もちろん有益な情報や仕事のチャンスを得られる場もできるし、同志との交流はモチベーションの維持に役立つ(これが、私の入会の目的だった)だから、ずっと続けようと思ってる。が、ふと「もしかして、このサロンで得るべきは、ツルハシビジネス」のHowToかもしれないなあ」と思いついたので、朝から書いてみました。

[きばなの微食メモ] 昨日食べたのは、炊き込みご飯を茶碗に半分、釣りたてカレイの刺身、たまねぎスープ、チーズ3切れ、バナナ一本。

だんだん普通の食事量に戻りつつあるこの頃。最初の時ほどダメージもなく、シェスタも不要になった。まあ、普通に食べてる人がみんな「食べたら寝込む」んじゃ大変だよな。でも、食べ過ぎで健康を害したり、午後の仕事の能率が落ちたりしてるのは事実。「腹八分」とはよく言ったなあ。でも食欲のコントロールは難しい。食べなければ平気なのに、ちょっとでも口に入れると「食べたいが蘇る」ここらへんで、ちょっと断食しよう。

また明日。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?