外側
日本と言う国が大きく変わるのは、内側からじゃない。
今までもそうだった(らしい。私はその時代を生きていないから)
300年続いた鎖国をやめたのも、黒船が来たから。
戦争を終わらせたのも、首都を焼け野原にされ、2都市に新型爆弾を落とされ、沖縄に上陸されたから。
街が壊滅する大きな地震も、何度もあった。
そのたびに、たくさんの人が犠牲になり、建物も壊れ、社会の仕組みもがらっと変わった。
その後、社会も暮らしも、すこ~しましになったように見える。当時を生きてた人の実感としては「いろいろあったけど、変わってヨカッタ」なのかな。あとからよおく考えたら、よくなかったんじゃないかってこともある。でも、その時は避けようがなかったんだ、外側からきたんだも。そうやって、よくなったり悪くなったり、行ったり来たりして、私たちの社会は続いてる。
今、日本だけでなく、世界中の人が、新型ウイルスで大変な思いをしている。国単位どころじゃない「外側からの破壊者」がやってきている。
建物は壊れないけど、たくさんの犠牲者が出、自殺者も増え、国同士の関係も変わり、社会の仕組みが壊れようとしている。
きっと、明治維新や戦中戦後や震災のあとの人々も、今の私たちと同じようなことを嘆き、不安に思い、でもすこ~し「生まれ変わった後の社会」に期待も寄せて生きてたんだろうな。
昨日、「真庭なりわい塾」のウエブセミナーで、ダニ先生五箇公一さんのお話を聞いた。とても、すとんと腑に落ちるお話だった。
(これは、昨日のセミナーではないです)
希望の見えるお話だった。この時代を生きてる私たちが、何をすればよいのか、ちょっと見えた気がする。私がどんなお話だったかを書くより、観ていただいた方がいいので、ぜひご覧ください。
また明日。
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